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無利子貸付

 このさい日本企業は、お金を借りることに抵抗をなくすべきである

 ダウンタウン松本人志氏の、「1人上限100万円を無利子で貸し付ける」というプランが、話題を呼んでいる。新型コロナ感染拡大の影響で、生活苦となっている芸人救済に立ち上がったものである。対象となる後輩は1000人にも上るという。最大で10億円近くの大盤振る舞いとなるらしい。

 所属の吉本興業では3月から全劇場を休館し、無観客でのライブ配信も、ままならなくなった。若手や中堅芸人から、悲鳴が上がっていた。
 もちろん貸し付けは、「ある時払いの催促なし」であろう。
 これに対しては、ネットでは多くの賛同がある。

≪ただお金を配るのでなく、無利子貸し付けというのがいいと思う。≫
≪くださいとは言えなくても貸してもらうなら多少言いやすい≫
≪受け取った人が松本さんに恩を返したいと、お笑いの世界に留まるきっかけにも今後頑張るモチベーションにもなる。≫
≪こういう緊急時にこそ人間性が浮き彫りになるのは興味深い≫
≪この人は本当のお金の使い方を知ってはると思う。≫
≪ただあげるといったらその人の成長はない、無意味の事も承知してるのでしょうね。≫

                ヤマト

 一方で、政府無利子融資は、なぜか評判が悪い。
 野党やマスコミが、なにかとケチをつけるからである。
 それにあくまでも、対象が企業で、一般国民ではないからかもしれない。それなら政府も、すべての国民を対象に融資を拡大すべきである。 
 それでも多くの国民は、なんだかんだ言って借りない。

 ほんとに困っていないからである。どうしても必要なら、年利100%のサラ金でも借りる。無利子なら武者ぶりつく。
 またお金を借りることは、何らかの責任を持つことである。最大の責任は、返済することと考えている。

 だから日本の企業や国民は、ひたすら「補助金」「助成金」を求めてきた。
 「補助金」「助成金」は、返さなくてもいい。申請書の作成は厄介でまったく生産的でないが、そのための専門家はたくさん控えている(残念ながら私の分野とは違う)。
 したがって、申請慣れした人や企業の懐だけ膨らむ。

                  玉が重い

 このさい日本人も、少しお金を借りることに抵抗を少なくすべきである。現在の日本では、貯蓄が有り余っている。それを借りて投資する者がいなければ、世の中は成り立たない。
 あえていえば、政府や銀行から借りたお金こそ、返す必要がない。企業が借金を増やしていくことが、経済発展になるのである。失敗しても、命と引き換えの取立てなどしない。
 モラル崩壊が目に余れば、君子豹変すればいいだけである。
 企業だけでなく、政府もいまは、走りながら考えるときである。
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