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緊急事態宣言

 鬼の首を取ったように欠陥をあげつらう人をみると、アホカイナとしか思えない

 東京都をはじめ、いくつかの都市に「緊急事態宣言」がでた。人口比でダントツの陽性患者を出している福井県も、まもなく該当地域に指定されるらしい。これまで宣言を求める声は、マスコミやネット空間、都道府県知事から、やたら上がっていた。その声に押されてしまったのかもしれない。
 国民の多くは、目先のウィルス恐怖におびえ、なんでもいいから手立てを要求している。マスコミは不安をあおり、医療関係者は業界の権益を優先する(まさに放射脳病に至る道筋と同じである)。

 緊急事態宣言がでると、街の商店やサービス事業、各種イベントは、知事の要請・指示にもとづいて活動自粛しなければならない。これまで以上に、心理的に経済活動は制限され、社会機能がおろそかになる。倒産、廃業が相次ぎ、失業者が溢れかえる。欧州のように、都会からウィルス保有者が地方に逃避し、全国に感染拡散するリスクもある。

 経済活動が制限されるということは、生産能力が毀損されることである。これまであったモノやサービスが無くなってしまう。そこに従事していた人だけでなく、それを受ける人たちも大きな影響を受ける。

                結城秀康 

 国の役割は、国民の生命と財産を守ることである。目先のウィルスに惑わされ、経済がストップしたら、もっと大きな痛手を負う。そのバランスを見るのが責任ある政治である。責任がなく全体を見ない国民の、おびえた声に押されるべきではなかった。
 どう考えても日本では、経済活動低下の死者の方が、新型コロナより多い。

 いま年間の自殺者数は2万人弱。5~6年前までは3万人を超えていた。その1万人は、経済的困窮による自殺である。すなわち経済活動が停滞すると、必ず死者が増える。しかも働き盛りの有能経営者も多い。さらに毎日、交通事故で10人もの若い人たちが亡くなっている。
 こんどの新型コロナでは、亡くなる人はわれわれのような年寄である。アメリカ、イタリアでさえ1.5万人である。日本ではまだ100人足らずで、しかも全体の死者が激減している。新型コロナで死者が出ると、マスコミが騒ぎ立てるから大げさになる。
 我々は緊急事態宣言を、必要以上に大げさに考える必要はまったくない。
 上に政策があれば、下には対策がある。


 それでも政府は、ありとあらゆることを考えて政策を打つ。私には、こんな複雑な仕事はとてもできない。無数の変数があるから、完璧であるはずがない。鬼の首を取ったように、その欠陥をあげつらう人をみると、いつもアホカイナとしか思えない。
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