FC2ブログ
RSS

ものづくり補助金①

 社長が革新を自覚していなければ、ピント外れの提案~事業計画になってしまう

 今年も、ものづくり補助金の募集が始まった。購入設備代金の1/2、または2/3(小規模企業)、最高1000万円まで補助金が支給される。こんどは来年の2月まで、閉め切りが5段階に分かれており、申請企業にとって使い勝手がいい。

 私も何度か企業に対して、申請書作成の支援を行った。経営者へのヒアリングとアドバイスで、新事業の中身を、申請書という名の事業計画にまとめる。自分の専門分野でなくても、経営と技術の骨子は理解しなければならない。幅広い知識の習得が必要である。
 もちろん事業が採択され補助金が下りることが、大きな目的である。

                 体指を抱け

 だがそれ以上に重要なことがある。
 経営者の革新マインドを発揮させることである。どんな企業も生き延びていくためには、常に商品開発や生産性向上など、新しい取り組みを行っていかなければならない。ヒアリングや事業計画を策定するとき、経営者に強調するのはまさにそのことである。

 もとより多くの経営者は、何かしなければならないと思っている。ただ具体的に、何をしたらいいかわからない。そのレベルから経営マインドを目覚めさせ、さらに具体的な実効策を提案する。どんな企業にも、可能性はあるはず。それを引っ張り上げるのが、ベテランのコンサルタントである。

 それには、この補助金の申請が絶好のチャンスである。
 この制度は、「中小企業が取り組む革新的サービスや試作品の開発、生産プロセスの向上」を求めている。この機会に、企業自身の課題と経営資源を見直し、具体的な革新計画を立てる。そこから、業界の中で突出したものを見出す。

 これができなければ、ピント外れの提案~事業計画になってしまう。計画している最新設備の性能が、それを導入する企業の「革新性」ではない。それをどのように活かすかが、重要なのである。
 審査員の目は節穴ではない、 はずだ。
   ②へ
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :