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新型コロナと中小企業

 円高と原油価格低下は、衰退した世界を牛耳る大きなチャンスである

 新型コロナ感染の影響で、生産活動や消費が激減した。世界中の株価が下落するなど、経済がガタガタになっている。とくに日本は、消費増税の影響とあわせ、数字を見るのが恐ろしいくらい落ち込んでいる。このままでは、リーマンショックを超える恐慌は避けられない。

 とくに、中小企業の影響は深刻である。直接お客が減少した飲食店、宿泊業だけでなく、中国から原材料供給がストップした製造業は、生産活動ができなくなっている。
 と言って、武漢肺炎が治まる気配はない。

                危ない子熊

 ただ日本の中小企業にとっての救いは、原油価格の下落と円高である。中国の需要が激減したのに、サウジアラビアとロシアが原油を増産。そのため原油価格は、昨年末の60ドル/バレルから35ドル/バレルまで下落した。
 それに加え、1ドル101円まで円高が進んでいる。

 すなわち、エネルギーを含め、仕入れ価格が大幅に下がる。円高は、自動車などの輸出企業にとってはマイナスである。だが輸出は、ほとんど豊かな大企業で、1ドル100円前後の円高ではびくともしない。海外移転も進んでいる。
 一方、ほとんどの中小企業は、海外から仕入れて国内で販売を行っている。円高はむしろコスト削減メリットが大きい。
 日銀は、大企業の圧力で円安誘導に向かわないようにしたい。


 そもそも円高になったのは、いまの日本のコロナ肺炎対策を、マーケットが評価しているからである。なにしろ、これだけ高齢者が多い国で、新型コロナで亡くなった人は、(台湾を除き)際立って少ない。
 内外のメディアより、市場のほうがはるかに見る目がある。
 もちろん円高は、日本円の価値が上がることである。この機会に軍事力を高め、新型コロナで衰退した世界を牛耳ることができるか。それで、日本の未来が決まる。
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