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新型コロナへの対応

 マスコミや野党の挑発に乗らず、のらりくらり進めていくことである

 世界中の、新型コロナ感染拡大をみると、すでにパンデミックといってよい。日本での感染者は300名あまり。韓国では6000人以上、イタリアでも5000人を超えた。もちろん、感染者数の多さは、検査体制と大きくかかわっている。 

 欧州でイタリアがずば抜けて多いのは、状況からみて、2月初め大型クルーズ船乗客を無防備に下船させたからとしか考えられない。あのとき、船内に数名の感染者がいたにもかかわらず、簡単な検疫で6000名もの乗客がイタリア国内に散らばってしまった。あれが感染源なら、イタリア国内で5000人というのは、氷山の一角でしかない。

 さらにいまアメリカでは、横浜のクルーズ船に匹敵する大型クルーズ船内で、感染者が発見され大騒ぎになっている。検査対象45人中21人が陽性判定されたにかかわらず、まだ対策方針が立てられていないように見える。船内での隔離もできていないし、検査キットのめども立っていない。まもなく阿鼻叫喚の惨劇がはじまる。

 そう考えると、モタモタやっているようにしか見えない日本政府の対応は、大きく間違っていない。横浜クルーゼ船の対応について、「やってはいけない悪例」とこき下ろした海外マスコミは、これらについてどうコメントするのか。
 そのほか、感染拡大に対応した措置は、おおむねよかったと思う。というより、これ以上できなかった。
 いま思えば台湾のように、1月中旬の春節前に、中国からの全面入国禁止措置をとらなかったことがすべてであった。あの機会を逃したら、何をやっても効果は薄い。

                倒壊寸前 R1.12.10

 しかしこれから、PCR検査を保険適用して、むやみに拡大させようとしているのはやめたほうがいい。不正確な簡易検査キットも、適切な使い方ができない限り役に立たない。医療受け入れ体制の拡大と並行しなければ、むしろトータルでの死者を増やす。いまのように、やるやると言いつつ、何もしないやり方は見事である。

 韓国では検査のやりすぎで、軽症患者が増えて病院がパンクし、重症者が50人近くバタバタ亡くなっている。イタリアはじつに250人。他の病気の重症死者を合わせたら、検査のせいで亡くなった人はこの数倍になるはず。日本は、感染重症者がでる高齢者の割合が最も多いのに、いまのところ死者6人と圧倒的に少ない。「命を救う」という、医療本来の目的で検査の運用を行っている。

 医療に限らず、われわれも検査至上主義の固定観念から脱却しないと、国民の命と財産を損なう。今は,無知でおバカなマスコミや野党の挑発に乗る時ではない。のらりくらりと進めていくことである。

                もうすぐ花見

 もっとも今の段階で、どんな処置がよかったか悪かったか、判断するのは早計である。なにしろ相手は、目に見えないウィルスである。どんな性質で、どんな影響を及ぼすか、わかっていることは少ない。潜伏期間が長く、まったく無症状の人もかなりいる。
 全容がわかり、それぞれの処置が正しかったかどうかわかるのは、数年後になる。
 そのときには、また新たな「脅威」が発生し、新型コロナのことは、きれいさっぱり忘れている。
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