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食品ロス

 最大の「もったいない」は、無理やり飲んだり食べることである

 食品ロスの削減が叫ばれている。日本だけで、食べられる食品が、毎年640万トン廃棄されている。賞味期限間近のコンビニ弁当や、売れ残った恵方巻の廃棄など、いかにももったいない。
 身近な例でも、例年、12月から1月にかけて、忘・新年会が10回近くあった。宴会だから必ず食べ残す。食べようと思っても、次の料理を置くのに皿を下げられる。場合によっては、酒が半分入ったまま、銚子を持っていかれる。
 ついこの間も、横浜停泊中クルーズ船に差し入れた「シウマイ弁当」4,000人分が、行方不明になったという。また部屋食として、日本人乗客が食べきれない量の料理を配っているという話もある。

 食品ロスは、それだけではない。
 わずかの異物が混じっていただけで、大量に回収・廃棄される。採取段階では大根の葉のように、最初から食べられる部位を捨てている。漁業では、網にかかった魚の大半を捨てることもあるらしい。捨てられた魚介類は、まともに生きていけない。日本人の潔癖症が、膨大なロスを招いている。

               最後の晩餐

 しかし、最大の「もったいない」はこんなことではない。
 たくさんの料理を、無理やり食べることである。食べたものは体内に入る。
 物質量は変わらないので、食材がごみ箱に捨てられるか、体の中をめぐって、排せつ物としてトイレに流されるかの違いだけである。

 そのうえ無理やり食べた料理は、決して体のためにならない。それどころか、じわじわ身体を蝕む。出っ張ったお腹を引っ込ますのに、毎月何万円も払って、ジムに通う。成人病にかかって何百万円もの医療費を遣う。いま日本では、栄養不足より栄養取りすぎで体を壊すほうが、深刻な問題になっている。

 とくに、酒の飲みすぎは一番悪い。
 宴会の2次会に行くと、必ず水割りの焼酎を飲まされる。味覚がマヒして、どれだけ飲んだかわからない。気が付いたとき、取り返しがつかないほど体内に充満している。
 二日酔いで苦しんだ挙句、糖尿病を悪化させる。しかも、財布が軽くなる。
 世の中に、これ以上の無駄があるだろうか。
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