FC2ブログ
RSS

原発推進提言組織

 世界が原子力なしで維持できる人口は数億人。日本では数百万人である

 日本の政策グループ国家基本問題研究所が、「日本に原子力発電所を取り戻せ」とする声明を出している。日本中の人々が、原発に対し腰が引けている中で、有意義な提言である。積極的に原発推進を言いづらいなか、勇気をもって世論を矯正する組織は、貴重な存在である。じつのところ国民は、文句を言いながら強引さを望んでいる。

 原発の必要性については、本ブログで散々書いた。
 環境や食料と同じ、エネルギーは日本だけの都合で成り立たない。
 現有のエネルギーを確保したい日本など先進国と、これからエネルギーを使って発展したい大多数の途上国では、エネルギーに対する見方がまったく異なる。途上国は、最も合理的な最新技術を使う。もちろん最先端の原子力発電である。石炭の大量使用は、安価でてっとり早いが、いくらなんでも問題が多すぎる。

 資源はいくらでもある。ウランを含め、すべての燃料資源が枯渇することはない。どんな資源も、採掘が経済的に見合うかどうかである。ウランは、海水中に無尽蔵に含まれている。ウラン価格が高騰すれば、海洋国家の日本は、海水から抽出することは充分可能である。

               原子炉PWR

 日本が原発から撤退するのは、非現実だし無責任である。
 これまでの核燃料残渣や廃棄物の処理、50基にもわたる原発施設の廃炉事業は、だれかがやらなければならない。いったい誰がお金を払うのか。文句を言う人に限ってなにもしない。そのコストは、現在の原子炉運転から支払うしかない。

 もっと深刻な問題がある。
 世界が、原子力なしで維持できる人口は、1億人に満たない。日本の自前エネルギーは、水力と森林が年間成長する1億トン。これでは数百万の人口しか養えない。そのとき、お隣の超巨大国に完全に飲み込まれている。
 原発なしのエネルギー政策は、ぬるま湯につかって死んでいく、ゆで蛙そのものである。このままでは人類が滅びる。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :