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伊方原発運転差し止め

 仮処分決定は、日本人の知力低下の影響であることは明らか。事態は深刻である

 またとんでもなく怪しげな司法判断がでた。定期点検中だった四国電力の伊方原発3号機が、広島高裁で運転停止の仮処分決定がなされたことである。

 裁判官は、原発沖合の活断層調査について「十分な調査をしていない」と指摘。阿蘇山の噴火については、降下火砕物の想定が過小だったと説明した。「原子炉には、原告らが生命、身体などに重大な被害を受ける具体的な危険がある」のだという。

               墓場

 しかし、この判断にはまったく科学的的根拠がない。そもそも阿蘇の大噴火が起こったら、それだけで日本国が壊滅する。また中小噴火の火山灰対策が必要なのは、原発よりむしろ火力発電所である。
 まさに、いびつな国民感情が、科学と司法を捻じ曲げている。国民生活と安全を根底から脅かす、あきれはてた司法判断である。これでは韓国の大法院判決や司法をバカにできない。日本のほうがもっとひどい

 この結果、伊方原発とあわせ関電・九電の計4基が、3月以降に順次停止することになった。テロ対策施設の完成遅れもある。日本国民に対する嫌がらせとしか思えない。  
 当面は夏の電力需要にむけ、旧式の火力発電を引張り出して対応する。伊方分だけで、毎月35億円燃料費が増加する。電力費の高騰や大気汚染が進み、いっそう国民の困苦が深まる。環境悪化による死者が、数千人単位で増える。さらに、大噴火や津波が起こったとき、シェルターとして機能する原発施設も無くなる。


 科学的な客観的事実を信頼できず、感情に基づく風評に負ける社会は文明国ではない。
 この司法判断を見ても、明らかに、日本人の知力・脳力の劣化が著しい。毎年の国際学習到達度調査のたび、読解力の成績がどんどん落ち込んでいるのはその表れである。劣化が裁判官や政治家にまで及んでいる。
 それなのに、まともな危機意識がまったくない。事態は深刻である。
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