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宝くじの怪

 当選券を偽造したものは、宝くじという巨悪の周囲にうごめく魑魅魍魎の端くれにすぎない

 昨年の年末ジャンボ宝くじで、1等当選券を偽造して銀行に持ち込み、逮捕された人がいたという。1等は7億円である。銀行員に見破られるくらいだから、大した偽造ではないのだろう(腕効きの印刷職人が、1億円かけて印刷したら、本物と同じ当選券がつくれる?)。違法には違いなく、詐欺罪で逮捕されても仕方がない


 だが私は、あまりこの「詐欺男」を憎めない。
 まず、7億円の犯罪にしては間抜けである。もし全額受け取れたとしても、住所氏名は明らかになる。そのあと本物の当選者が現れる可能性は大きい。購買履歴など追跡されたら、永久に騙しとおせるはずがない。
 それに詐欺といっても、被害者はいったい誰なのか。
 
 そもそも、宝くじがインチキ臭い。
 宝くじの当選金の割合は45~47%程度といわれる。つまり半分以上は、元締めに入る。違法博打の胴元でも1~2割。せいぜい2~3割である。はるかに宝くじのほうがあくどい。
 その上1等の当選番号は、わざと売れ残りから出す。当選者不在という噂もある。

                金の成る木

 宝くじは毎年、1兆円という膨大な売り上げを挙げている。
 すなわちほんとの巨悪は、宝くじという公共の博打を通して国民を依存症に陥れ、その懐に手を突っ込む、得体のしれない連中である。今回当選券を偽造したものは、周囲にうごめく魑魅魍魎の端くれに過ぎないのである。
 IR普及によって、宝くじやパチンコ依存症が軽減されれば幸いである。
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