FC2ブログ
RSS

ゴーン氏の逃亡劇

 逃亡者はぜったい許さない、恐怖の闇の手が及ぶということになれば日本も一目置かれる

 大晦日から正月にかけ、とんでもないニュースが駆け巡っていた。
 保釈中のゴーン氏が不正出国し、中東レバノンに高跳びしていたのである。日本を脱出するときは、クリスマスパーティの音楽隊を招き、大型楽器のケースに入っていたという報道もあった。まさに芝居じみた脱出劇である。

 一昨年ゴーン氏が逮捕されてから、海外から日本の司法制度に対する批判が相次いでいた。取り調べに弁護士が立ち会えないこと、長期間勾留などについてである。日本でも、「人権派」と言われる人や、なにかというと欧米のやり方を推挙する「出羽の上」も、検察を非難していた。

                くそネズミ

 しかし、日本には日本のやり方がある。大金持ちで強権力、強面のゴーン氏の仮面をはがし、悪事を明るみにしていくのは、通常の手段では極めて難しい。賄賂や脅迫、その他の圧力もある。それらを跳ね除けていくには、生半可なやり方ではできない。しかも日本では、おとり捜査や盗聴・通信傍受などができないなど、捜査手法が限定されている。保釈人にGPS発信機を装着するという、先進国で常識の措置も取られていない。もちろん、わざと逃がして銃殺することも不可能である。
 むしろ日本の司法制度は、容疑者の人権に配慮しすぎているのである(だから逃げられた)。

 それに、もし日本の司法制度が悪いとしても、特権階級の金持ちだけルール破りできるのは納得できない。そもそも法律上はともかく、富を蓄積したものは、何らかの形で他の犠牲の上に立っている。富に比例して、その罪を償わなければならないはずだ(貧乏人の論理)。少なくともゴーン氏は、人々を犠牲にして会社を太らし、己の食い物にしたのは間違いない。

 それにしても、簡単に海外逃亡するとは、日本の法曹界も舐められたものである。
 ゴーン氏の弁護士や出入国管理組織を信頼したことが、まったく裏目に出てしまった。逃亡先レバノンでは、ゴーン氏を日本に引き渡すことはないといっている。悠々とパーティを楽しむ映像もあった。やりたい放題である。

                闇ネズミ
 ではどうすればいいか。
 日本のメンツを保つには、永遠にゴーン氏を封じ込める。死んだと思わせることである(ほんとなら最高)。日本から逃亡したものには、かならず恐怖の闇の手が及ぶ。そうすれば、ロシアや中国・北朝鮮とおなじで、日本も一目置かれる。
 これくらいのことをしなければ、日本はいつまでも国際社会でバカにされつづける。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :