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除夜の鐘

 除夜の鐘より、わけのわからない曲しか流さない紅白歌合戦を止めて欲しい

 最近、大晦日の除夜の鐘を取りやめる寺院が相次いでいる。報道では、ある札幌の寺院が市民からの苦情で、鐘つきをやめるという。数年前から匿名苦情が数十件あり、同じくらい継続を望む声もあったらしい。継続を望む人の多くはわざわざ連絡しないから、全体の割合で言えば、苦情はほんの一部であろう。
 もっとも寺院側にしたら、これ幸いと面倒臭い鐘つきをやめたのかもしれない。苦情は、その口実を与えてしまった。

 おそらく苦情を発するのは、日本文化になじみのない人である。そして間違いなく、社会に我慢とか寛容が無くなってきた。外国人の苦情なら話は早い。だが日本人に、寛容の気持ちが無くなってきたとしたら、事態は深刻である。

               除夜の鐘

 つまり民主主義の弊害である。さもしさが増幅し、わがまま根性を抑えるすべが失われてしまった。表現の自由・言論の自由を盾に、自分以外の自由や行動を認めようとしない。セクハラ、パワハラ、マタハラのほとんどは、お互い様である。最近やたらと訴訟が増えたのは、増えすぎた弁護士を養うためとしか思えない。

 幸いわが地元福井ではまだ、除夜の鐘を止めるという話は聞いていない。だが住職やその檀家はみな年を取って、深夜の鐘をつくのはしんどくなってきた。そのうち苦情をきっかけに、取りやめるところが出てくる。それなら、除夜の鐘が煩いと言うのは、寺院に対する思いやりである。

                青臭い音楽家

 むしろ除夜の鐘より、NHKの紅白歌合戦を止めたらどうか。わけわからない歌ばかり増えたので、20年前からほとんど聴いていない。そもそも、NHKの存在が疑問である。
 こちらのほうは、いくら苦情があっても止める気配はない。
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