FC2ブログ
RSS

日本の法制度

 複雑な法規制のため起業者は2の足を踏んでしまう。日本が停滞する大きな要因である

 消費増税がはじまり、3か月経過した。増税だけで重圧なのに、軽減税率が取り込まれたことで、混乱に拍車がかかる。厳密に適用すると、とんでもない負担が発生する。ただでさえ、複雑な税制がいっそうややこしくなった。
 こんなつまらないことに、頭脳明晰な会計士が振り回されるから、優秀な人材が枯渇するのである。

 もちろん企業を経営するなかで、ややこしい法律はこれだけではない。
 働き方改革で複雑になった労働関連法案がある。労働基準法も大幅改定になった。労基法も税法に負けず劣らず複雑な法律である。労働者の賃金や労働時間をからめたややこしい規定を、まともにクリアしている中小事業者はどれだけいるのか。パワハラ・セクハラの定義もわかりにくい。事業承継に係る法律も、いろんな分野の専門家が束になってかからなければ、高額な税金で首が回らなくなる。

 税法や労働法は、まだ生易しいかもしれない。厳しいのは、業界特有の法律である。医療や介護、建設、環境など厳しい規制や資格の山を乗り越えなければ、事業そのものができない。農林漁業などのように、業界特有の利権もある。

               働き?アリ

 いまの法律はあまりにも複雑すぎる。いろんな解釈の余地があるから、すべての法律を100%遵守している企業は皆無である。叩いて埃の出ない企業はない。また新しいことをやろうとすると、必ず何らかの法律に引っかかる。

 法律を作る人は、企業の弱みを握れば、天下りに有利である。そのため官僚は、誰も理解できないような法律をつくる。世の中、どんどん複雑になって身動きが取れなくなる。これでは生産性が上がるはずがない。もちろん、新しく従業員を雇って事業を起こそうとする人は、確実に2の足を踏む。これで日本が停滞する。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :