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レインボーラインの経営

 レインボーライン山頂公園には、至る所にしゃれたテラスができつつあった

 一昨日、診断士協会企画で敦賀~美浜への視察旅行を行った。先月末に参加した、関電の美浜原電見学ツァーとほぼ同じコースである。ただ、佐久間艇長記念館、美浜町健康楽膳施設「こるぱ」、美浜町エネルギー環境体育館「きいぱす」は、今回が初めての訪問であった(もっともこの3施設は知名度が低く、閑古鳥が鳴いていた。もしかしたらわれわれは、今年、最初で最後の訪問者だったのかもしれない)。

 また、前回訪問した年縞博物館、レインボーライン山頂公園、美浜原電は、説明する人が異なったり、前回はなかった講釈がつくなど新しい発見があった。最後の宴会も「ふぐ」こそなかったが、全員、記憶が無くなるほど飲んだ。飲み放題はきつい。

              山頂テラスから若狭湾 R1.12.07

 とくに、レインボーライン山頂公園では、当地を運営する㈱レインボーライン社長の石田氏に、会社の経営状況の説明に加え、いま整備中の施設を案内してもらうことができた。

 1991年度(28年前)に、来場者数104万人で売上高4.5億円だった当社の経営は、石田氏が社長に就任した2017年度(2年前)には、来場者数28万人で売上高1.5億円に激減している。そこで社長は、28年前から現在に至るまでの、細かな財務内容、リニュ-アル投資、施設の内容、周辺の観光施設、外部環境などを詳細に調査し、一覧票にまとめた。それを惜しげもなくわれわれに見せてくれた。ここまで調査分析しようとすれば、外部コンサルタントなら数百万かかる。

 この分析結果をもとに、石田社長は再生計画を策定し、現在その計画を実施中である。その基本コンセプトは、「三方五胡に浮かぶ天空のテラス」とした。有名だった「恋人の聖地」、「カブト虫館」なども、コンセプトに合わないものは思い切って撤去した。クールジャパンにも認定され、年間売上高の2倍もの3億円の予算で、公園を整備している(もっとも8割は、国や県の補助金)。

              山頂足湯テラス R1.12.07

 石田氏は長年リゾート開発を手掛けており、テラスには思い入れがある。国内外の有名なテラスを研究し、これまでもテラスを造ることで集客に成功してきたという。その山頂公園には、至る所にしゃれたテラスができつつあった。そこからは、若狭湾と五胡だけでなく、遠く白山連峰や荒島岳まで望める。

 来年3月に施設が完成すれば、リニューアルした観光スポットとして注目を浴びるに違いない。その後は、どこまで長続きさせるかが問われる。
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