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日本と福井の進路(寺島実郎氏講演より)

 日本は、高齢者の質と数では世界のどこにも負けていない

 先週受講した講習会のひとつが、寺島実郎氏の、「世界の構造転換への視座―日本、そして福井の進路」である。福井県事業承継ネットワーク主催「福井の企業と社長のリアル」というプログラムの一環である。
 寺島氏は、日本総合研究所の会長で、ネトウヨに悪評の「サンデーモーニング」コメンテーターの一人である。他の左翼リベラル論者とは異なり、データに基づいた理論を披露する。その点で「リアル」である。

 講演は、「寺島実朗の時代認識」という最新の資料集にあるデータをもとに、如何に日本が世界の中で埋没・没落していくかを説明していた。つまり2000年まで14~16%であった日本のGDP世界シェアは、2018年には6%に落ち込んだ。今後アジアの伸びを考えると、日本の世界シェアは3%まで減少する。これは江戸時代から大戦後にかけてと同じである。

                猫の祟り

 ではどうするか。
 寺島氏は、日本の構造転換のカギは、つぎの3つであるという。

 ①いかにアジアの成長を取り込むか(米中の通路である日本海側の可能性)
 ②IT革命の新しいステージに対応(ビッグデータの取得とAI分析)
 ③高齢者をどう活かすか
 
 いずれも、これまでさんざん言われてきたことで、なにも目新しいことではない。肝心なのは、この厳然たる事実に対し、具体的な行動を起こすことである。

 また、①②については悲観的な日本も、③についてはどこの国にも負けていない。
 この豊富で使い勝手のいい資源をどう生かすかで、日本の未来は決まる。
 2053年に、日本の人口が1億人を切るとき、65才以上の高齢者は4割を占める(そのあとの比率はほぼ一定)。彼らが、100才を目指して全員働けば、日本は安泰である。もちろん、最低賃金以下でも構わない。強制的に数年間徴兵することも検討すべきである。最後に乙姫様のいる竜宮で安楽死できれば、すべてウィン・ウィンとなる。
 
 そして高齢者にこのような最後を提供するためには、若者が思い切りリスクをとって働く日本でなければならない。
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