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良心的な国会議員

 あたりまえ行動が聖人君子のように見えてしまうことが、議員の悪質さを物語っている

 国会では、性懲りもなく総理の「桜を見る会」を巡る攻防が続いている。総理の地元後援会から850人も招待したとか、前夜祭ホテルの立食パーティ5000円は安すぎるなど、重箱の隅をつつき回るのに忙しい。

 このことに限らず、国会のかなりの時間は、与党議員の不祥事追及に費やされてきた。国会だけではない。メディアの討論番組では、他党の問題点をつつき回るのが慣例となってしまった。
 立憲民主党や共産党は極端だとしても、自民党も他の政党も同じである。叩いて埃の出ない人はいない。皆がそろって、自分のことを棚に上げ、他人を叩く。日本の政治家は、恥というものを知らないのではないか。そんな性格でなければ、厚顔無恥な議員などにはなれないのである。

               わしゃ知らん

 その中でここ1~2か月、国民民主党の玉木代表だけは、きわめて「良心的」な言動をとっているように見える。先日、桜を見る会について、野党分裂前の民主党政権のとき、当時の鳩山総理がド派手な催しを行っていたことを白状した。その前、台風接近時における森ゆう子議員の国会質問の通告遅れが、官僚の業務に支障をきたしたことを問題視もしていた。大きな問題になる前に、自ら「暴露」する政治家など、あまり聞いたことがない。

 考えてみれば、玉木代表のしたことは当たり前である。後になってバレてから非難されるより、前もって明らかにしておいた方が良いに決まっている。リスク管理の常道であって、これまでさんざん痛めつけられてきた、ブーメランの傷を浅くする。
 この玉木代表のあたりまえの行動が、聖人君子のように見えてしまう、国会議員の性格の悪さは救いようがない。
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