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政治家の「失言」

 日本はこんなチマチマしたことに、時間とエネルギーを使っている余裕などない

 昨日のニュースで、自民党の2人の政治家の「失言」が取り上げられていた。
 ひとりは萩生田光一文科大臣である。BSのTV番組において、大学入学共通テスト英語で導入される民間検定試験について、「身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」と発言したという。

 いまひとりは、河野太郎防衛大臣である。28日の政治資金パーティーで、「私はよく地元で雨男と言われた。私が防衛相になってから既に台風は三つ」と発言。夜10時のニュースステーションではさっそく、嬉々として冒頭に「速報」で取り上げていた。
 メロンのつぎは、「失言」である。

                サル R1.4.28

 だが性懲りもなく、言葉尻だけ捉え、政治家を批判するのはうんざりである。
 前者については、もともと入試制度を問題にしていたのではなかったのか。英語の民間試験活用に関しては、地理的条件や経済状況によって格差が生じるとの指摘である。「身の丈」を差別ととらえるのは、まさに僻み根性である。もとより、変化する入試に対応できない人材など大学に入っても、その先がない。大学なら腐るほどあるし、そもそも大学などそれほど意味があるのか。

 後者については、まさしく言葉尻である。「雨男」発言は、被災地を揶揄したものでなく、大臣も冗談で言ったとは思えない。たしかに聴衆から笑い声が聞こえたが、おかしくないのに笑うのは、お追従にすぎない。これが問題なら、閣僚は演説できなくなる。どんな言葉でも問題視する天才はいくらでもいるからである。
 これでは口車だけうまい、大した仕事のできない人しか政治家になれない。

 よくもこんなことを、公共の電波で大々的に報道する。反対勢力を貶めるためなら、被害者を前面に出して利用する。マスコミの方がはるかに無礼である。

                人魚姫

 今度の発言を問題にしているマスコミは、時事通信、共同通信、朝日新聞である。国会野党と結託したハニトラ組、「何でも反対」グループである。いま国会でやっていることもほとんど、重箱の隅で見つけた変事の極大化である。いまや国会野党の仕事は、大臣の揚げ足取りになってしまった。

 つまり、この程度の「失言」なら必ず発生する。すべての法律を完ぺきに守っている成人など、日本には一人もいない。すべて程度問題である。さらに、できる人ほど虎穴に入る。ニュースの欲しいとき、気に食わない政治家を攻撃したいとき、だれでもいつでもまつり上げられる。
 日本は、こんなチマチマしたことに、時間とエネルギーを使っている余裕などないはずである。
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