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マラソンコース変更

 涼しい札幌でスピードレースになると、日本人選手は逆立ちしても勝てない

 IOC会長の提言で、東京オリンピックのマラソンコースが、札幌へ変更になる可能性が大きくなった。今年のカタール・ドーハの世界陸上で、棄権者が続出したことを受けたものである。いくら早朝に走るとはいえ、夏の東京は暑くて湿度も高い。沿道での観客も、ドーハの比ではない。もちろん札幌は大歓迎である。

 東京オリンピックの花形種目を北海道でやるのも意義がある。国民から見たら、オリンピックは都市でなく国が盛り上げると思っている、またここで、南北に長い日本の強みを発揮すべきである。ドーハなら、こんな芸当はできない。
 さらに小池東京都知事は、「札幌より北方領土で」と言ったらしい。素晴らしいアイデアである。ぜひ実現に尽力していただきたい。

                競争 r1.5.09

 しかし、これで日本人選手が上位に食い込む可能性はなくなった。なにしろ今月12日にはオーストラリアで、ケニアのキプチョゲが非公式ながら、2時間を20秒も切っている。さらに女子マラソンで、翌13日にケニアのコスゲイが、2時間14分4秒という、驚異的な世界新記録を出した。

 オリンピック陸上競技では、辛うじて100メールリレーとマラソンだけが、日本にメダルの可能性があった。東京暑さの消耗戦ならともかく、涼しい札幌でスピードレースになると、アフリカ勢の独壇場である。ケニアには、彼らに匹敵する選手が相当数いる。タンザニア、エチオピアもそれに続く。日本人選手は逆立ちしても勝てない。柴犬とシェパードの差と同じ、日本人とは遺伝子が違う。同じだけ訓練したら、陸上競技で勝つのは難しい。

 ではどうするか。
 参加することにだけ、意義を見出す。いきなりコース変更を通達され、負け戦を準備する担当者には同情する。
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