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ラグビーの金星

 最後の出番を待っているじじいにとって、ラグビーは物足りない

 28日のワールドカップラグビーで、日本チームは世界ランク2位のアイルランドに、「歴史的」勝利を収めた。実況中継したNHKをはじめ、メディアは大騒ぎである。

 ラグビーというのは、あまりなじみのない競技である。日本で試合経験のある人は少ない。ルールを知っている人も少なく、日本チームといっても半分が外国人である。ワールドカップ出場チームも、どこにあるかわからないような国ばかりである。それに、アイルランドに勝ったといっても、まだ予選を突破できたわけではない。
 それはそれ、日本チームが勝ったことは、素直にうれしい。

                いじけた猪

 一方、翌朝の世界陸上では、50㌔競歩で日本の鈴木選手が、みごと金メダルを獲得した。世界陸上で日本人選手が金メダルを取ったのはまだ5人目で、こちらの方こそ偉業である。
 ラグビーの勝利に、お祭り騒ぎになるのはなぜか。

 やはり団体競技と個人競技の違いである。戦争できない日本では、団体競技に勝利すれば、戦争に勝った気分になる。もともとスポーツは、代理戦争である。

               じじいの決死隊 R1.7.30

 しかしいくら団体競技・代理戦争でも、スポーツでは「じじい」の出番がない。また、いっとき勝利の余韻が冷めれば、さらに高みを目指したくなる。餓鬼道の如く際限が無くなるのは、お金に対する欲望と変わらない。

 本物の戦争なら、命がけの仕事ができるし、それこそ歴史に残る。いったん勝利すれば、それ以上は望まない。2度と負ける戦争をしない世界をつくるだけである。
 最後の出番を待っているじじいにとって、ラグビーでは世界一になっても物足りない。
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