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日本の少子化対策①

 少子高齢化が進むのは、その社会が豊かで死ぬリスクが少ないからである

 日本は、深刻な少子化から、人口減少がいよいよ本格化する。国連人口部の発表では、2058年に1億人を下回り、2100年には7500万人になる(そのときの世界人口は110億人)。このまま合計特殊出生率が2を切ったままなら、日本の人口はゼロになる。
 さらにいま、世界の中で高齢化率がいちばん高いのは日本である。

 日本でなぜ子供が生まれないのか。フリーターが増え若者の収入が安定しない。子供を育てる費用が高すぎる(大学生一人1000万円は下らない)。そのため適齢期になっても結婚しない人が増え、子供をつくらなくなったなど。原因は言い尽くされた。
 つまり政治が悪いからである。
 ほんとうか?

                人魚姫

 ほんとうの原因は、政治が上手くいきすぎて、日本が豊かになったからである。日本の人々は、いつもお腹いっぱい食べている。貧乏人でさえ、腹をすかしている人はわずかである。その気になれば、ジャガイモやおから、コンビニの期限切れ弁当など、食べるものはいくらでもある。 
 こんな飽食社会では、なかなか人は死なない。死にかかった人でさえ、平均10年も生きる。そんな社会では、子孫をつくる必要性が衰える。さらに豊かさは精子の勢いを殺す。

 そのうえ日本では、命の危険がほとんどない。日本は男女そろって世界一の高寿命である。戦争もないし、テロも少ない。交通事故死が数千人で自殺が2万人いても、世界を見わたせば、一番安全な国である。安全すぎて、あおり運転でさえ大騒ぎする。放射脳患者は、幽霊まで危険視する。
 つまり少子高齢化が進むのは、その社会が豊かで、死ぬリスクが少ないからである。

 さらに日本のような先進国では、女性優位のジェンダー教育から、徹底的なセクハラに対する拒否反応がある。毎日のように、痴漢やセクハラ被害を訴える女性が発生する。体の一部に触れただけで大騒ぎになって、有能な男性が人生を棒に振る。
 畠山みどりの「恋は神代の昔から」の文句で、「無理も道理のひとつです、ぐっと握った彼女の手、好きというまで放しゃせぬ、むかしの人は言いました、いやよいやよも好きのうち」は、もはや成り立たない。
 これでは精力の余っている男も、生身の女性には手を出さなくなる。VR・ARと関連ハードが発展すれば、なおさらである。

 ではどうすれば日本の人口を増やせるのか。
 日本の少子化対策② 妄言提案につづく
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