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大学入学共通テスト

 人脈や仕組みを活用して、変化する社会を乗り切る能力評価も必要

 これまでのセンター試験に代わる、「大学入学共通テスト」が、2021年1月に実施されるという。そこではこれまでのセンター試験にくらべ、いろんな変更がある。たとえば、数学と国語で記述式が導入され、英語では「リーディング」と「リスニング」が重要となった。
 さらに英語では、大学入試センターが資格・検定試験の成績を管理する「大学入試英語成績提供システム」が運用される。受験生が受けた、民間資格・検定試験の成績を、大学入試センターが一元的に管理し、入試に利用する大学へ成績を提供するという。

 この共通テストについて、高校側からは反対の声が大きくなっている。とくに、民間の英語力評価については、公平性の観点から懸念の声がある。ヤジで文科大臣の選挙演説を「妨害」したこともある。
 たしかにこれまで、旧制度に基づいて一生懸命つめこみ勉強をしてきた人たちや、それを奨励・支援してきた学校や予備校にとっては都合が悪い。

                勉学に励む

 しかし、入試制度を頻繁に変更するのは、悪いことではない。受験生がいかに変化に対応できる人材かどうか評価するのも必要である。
 入試制度についての情報格差も、評価の対象となる。情報を収集できる能力があるかどうの評価である。机の上のペーパーだけがテストではない。社会に求められる人材は、暗記やつめこみ秀才でなく、世の中の仕組みをうまく活用し、環境変化に対応することができなければならない。

 つまりできる人ほど、人間関係、コミュニュケーション、情報収集力、人の話を聞く、仕事を振るなど、人の力を最大に利用する。地脈、人脈が豊富で、カンニングのうまい人ほど成功する。受験生の評価も、如何に人や世の中の仕組みを活用し、激動する社会を乗り切るかという課題解決能力で決めたらどうか。
 適正な人材の評価ができる究極の入試方法は、カンニングフリーの選抜試験である。

 また記述式の試験は、自分で考えをまとめる力が必要である。多少の採点ばらつきなどかまわない。それより、思っていることを表現するという力量を、全国の高校生が勉強できることの方がはるかに有意義である。

 もちろん、すべてものはほどほどである。
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