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登山とヘルメット

 飲み放題の格安宴会より安く命を守れる

 先月富士山の8合目付近で、落石のため若い女性が亡くなった。富士山では1980年に、死亡12名、負傷者29名もの大落石事故が発生している。このときは頂上付近から、直径1~2mの巨石5~60個が左右に広がりながら一直線に滑り落ち、5合目付近まで到達したという。死者の多くは頭部を潰され、即死状態であったらしい。

 円錐状の富士山は、落石があれば山道を直撃する。遮るものがなく避けるのは難しい。ゴルフボール程度でも、加速度のついた落石に当たれば致命傷になる。触っただけで大怪我する人もいる。積雪期は人間もよく落ちる。むかし私の先輩が滑落し、命を落としたことがあった。
 落石ではないが、先年の御嶽山噴火では、噴石のため60名近く亡くなったことは記憶に新しい。

              噴火岩 白山ワイナリー畑 H27.10.12

 そこでヘルメットである。これを着ければ、パラパラ落ちる小石程度なら大丈夫である(さすがに大きな石が直撃すれば割れる)。岩場で転んだときや滑落したときも頭を守り、生存確率が高くなる。ヘルメットなしで、岩登りや沢登りはできない。御嶽山の事故後、普通の登山でも、ヘルメット着用者が確実に増えている。
 またヘルメットは、普通の登山帽より涼しく快適である。

 ヘルメット価格は、3000円から5000円程度。飲み放題の格安宴会1回ぶんより安い。片町なら半分以下である。山へ行くなら、ぜひ買いたい。
 日本では、登山人口がおよそ900万人。その半分がヘルメットを購入すると、4,000円(ヘルメット単価)×450万=180億円 およそ年間20~30億円のヘルメット市場がある。
 残念ながら、めったに買い物しない私は、いつまでたっても手に入れることができない。
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