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N国党首のプロレス

 これまでは最大権力者のTV局に、まともに抵抗しようとする議員はいなかった

 NHKから国民を守る(N国)党の立花孝志党首が、マツコ・デラックスさんが出演するTVスタジオに押しかけている。これが物議を醸している。

 いきさつは、TOKYO MXの「5時に夢中」のTV番組で、マツコさんが「N国党に投票した人は、面白いからとふざけて入れた人もいたのではないか。なんか気持ち悪い」と言ったことである。これに対し、立花氏は「本人への批判ならともかく、N国党に投票した有権者を侮辱している」として、スタジオまで抗議に出かけた。立花氏からTOKYO MXへの問いかけに返事がないのを理由に、3度目の押しかけになったらしい。

 このような立花党首に対し、ネットでは厳しい意見が出ている。

≪立花は権力を持った国会議員だ。メディアに対する圧力の何物でもない≫
≪国会議員の仕事をしたほうがいい≫
≪政治に足をいれた人の行為としては、残念≫
≪特定の個人、企業を攻撃するそのしつこさに、気持ち悪さを感じる≫
≪この者に投票した方々は猛省していただきたい≫
≪批判されたくらいで騒ぐのは、人間が小さすぎ≫
≪ただただ国会議員をかさにした粘着クレーマーにしか見えない≫

 など、さんざんである。彼を擁護するコメントはほとんどない。たしかに、立花氏が何度もスタジオにまで押し掛け、しつこく抗議していると聞くと、隣の国のストーカーぶりを思い出す。

                立て四方固めと御開帳 R1.6.25

 しかしこうやって、ニュースで取り上げられることによって、立花氏の目的のひとつは果たせたのではないか。立花氏は、きちんと議員としての仕事をしている。またTV局のTOKYO MXも、視聴率稼ぎのために、わざと炎上させている(スポンサーのシウマイも売れ行きがいいらしい)。
 立花氏は、彼のUチューブで、およそつぎのようなことを言っている。

①マツコ・デラックスさん(ほんとはTOKYO MX)への抗議は正当なデモである
②国会で1議席のN国党の知名度を上げるためのプロレスである(悪役でいい)
③マツコさんは、私(立花)でなく、N国党に投票した人を侮辱した
④東国原さんや太田さんに抗議しないのは、彼らでは視聴率が取れないから
⑤電波独占で大きな権力を持つTV放送局が、反論なしの言いっ放しでは不公平である
⑥一国会議員の権力は、最大権力者のTV放送局よりはるかに小さい
⑦ネットUチューブで反論できても、TV放送局の影響力とは桁違いに少ない
⑧民法もNHKも同じ穴のムジナである(電波独占で権力を不当行使している)
⑨私(立花)は、議員の仕事を全うしている(NHKの仲間である民放を叩いている)
⑩公約を実現しようとするのが議員の仕事。国会での居眠りや選挙区回りは仕事でない

 これをみる限り、しっかり筋が通っている。AmebaTVで論争相手の高須院長も、納得していた。
 じつは私も、参議院選挙の地方区で、N国党員に1票入れた。すべての党の中で、政策がいちばん近かったからである。だから、他人に気持ち悪いと言われたら面白くない。悪役プロレスラーでも、自分への悪口に抵抗してくれるのはありがたい。これまで、そんなことをしてくれる議員はいなかった。

 またN国党は、落ちこぼれの議員を拾って、新たな仕事をさせようとしている。マイナスをプラスにする。大したものである。
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