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台風一過

 人口減対策の無駄な抵抗を止め、人口3000万人の明確なビジョンをつくる

 大型台風10号が過ぎ去った。近年の台風は、尋常でない雨をもたらす。こんども、地域によっては1日1000㎜という記録的な豪雨があった。ダムが決壊したような雨嵩である。土砂崩れや、暴風による建築物の倒壊などあちこちで発生した。

 それでも、今のところ死者2名ほどで、まだ人的被害は少ない
 かっての昭和3大台風、室戸台風(昭和9年)、枕崎台風(昭和20年)、伊勢湾台風(昭和34年)では、それぞれ3000人、3800人、5100人もの犠牲者を出した。伊勢湾台風を教訓に災害対策が進み、さすがに平成に入ってから、100名を超える犠牲は発生していない。最近では、平成25年の台風26号で43名の死者・行方不明の発生がある。伊豆大島の土石流である。

              福井地震の爪痕 H30.3.30 

 犠牲者の多くは、洪水に巻き込まれたものである。
 そもそも洪水そのものは、自然の営みである。山の恵みを平地にもたらすもので、扇状地を形成してきた。いまや日本中にダムをつくり、土砂を堆積させているため、国土が縮小している。無理に無理を重ねているため、一旦洪水が起こると甚大な被害となる。

 日本国内の住宅を見ると、安全なところなど一つもない。河川洪水以外にも、地震、噴火、豪雪、山崩れ、津波、痴漢など、想定される危険は無数にある。1億2000万人もの住民が、狭い居住環境の国に住むためには、ある程度の犠牲は避けられない。

 その意味で、人口減少は悪いことではない。人を居住最適値に集約できるし、そうしなくても被害が分散する。我々は人口減対策の無駄な抵抗を止め、人口3000万人のための明確なビジョンをつくるべきである。
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