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ホルムズ海峡の防衛

 日本タンカーの安全を守るのは日本自身の役割。これを機会に米軍従属から脱する

 いまホルムズ海峡が危ない。イギリスタンカーが拿捕されたり、イラン偵察機が米軍に撃ち落とされるなど、不穏な動きが続いている。少し前は、日本のタンカーがミサイル攻撃を受けた。もともとこの地域は、欧米利権による複雑な利害関係が絡んでおり、紛争の絶えることがない。そのいちばん凝縮しているホルムズ海峡を、日本の一次エネルギーの80%を担うタンカーが通る。原発が停止している日本の、まさに生命線である。

 トランプ大統領は、ここに「有志連合」防衛隊を呼びかけ、日本にもボルトン補佐官などの強硬派が説得に来ている。これまで日本政府は慎重である。優柔不断さが増幅している。もちろん反対するしか能がない左翼野党は、自衛隊の派遣に賛成するはずがない。

              九州関門海峡船H25.5.29

 しかしこんどこそ、日本は軍隊を派遣しないわけにはいかない。
 そもそも、日本のタンカーの安全を守るのは、日本自身の役割である。いくら米軍に基地を提供しているといって、アメリカにおんぶに抱っこでは情けない。「有志連合」以前に、日本は率先して、単独で自衛隊を派遣すべきである。これこそ「自衛のための武力行使」であって、だれにも文句を言われる筋合いはない。

 日本が軍を派遣すべきもう一つの理由は、中国の艦船がこのあたりに跋扈し始めたことである。この海峡を通過するいちばん多いタンカーは中国である。一帯一路を旗印に、中東から欧米までの覇権を狙う中国が、アメリカの隙間を埋めようとしている。もし、日本タンカーの安全を中国に依存するとなれば、いまより恐ろしい


 もちろんまだ、本格的なドンパチがはじまったわけではない。自衛隊の艦船は、インド洋あたりで演習しながら待機するのが現実的である。
 それでも、日本が護衛艦10隻も中東に派遣すれば、日本近海が手薄になる。さらにシーレーンは、ホルムズ海峡だけではない。この機会に、段階的に防衛費を増強し、10年後には25兆円規模まで持っていきたい。さすがにそこまでいけば、日本も米軍から独り立ちできる。マンパワーならいくらでもいる。日本には、数千万人のジジイ(ババア)の決死隊が、手ぐすね引いて待っているのである。
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