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北陸新幹線工事

 日本中で新幹線が延長したため、イッチョライ節を歌うことができなくなった

 昨日、福井の技術士会の研修会に参加した。
 基調講演は、深沢成年氏(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)の「北陸新幹線の工事現況と建設技術」。そのあとパネルディスカッションのテーマは、「福井の未来を招く技術者へのメッセージ」であった。

 私自身は、北陸新幹線金沢~敦賀までの延長は、「迷惑施設」だと思っている。高架による景観悪化、騒音、地域分断、乗車賃高騰、金沢へのストローなど、福井にとっては100害あって一利くらいしかない。
 それでも、本州における交通の冗長性を考えると、日本中が高速鉄道で結ばれることは、悪いことではない。また既に決まったことを蒸し返し、社会を混乱させてもいいことはない。甘んじて「迷惑施設」を受け入れる。沖縄のようなNIMBY根性にはうんざりである。
 やるならさっさと進めたい。工事期間は短いほうがいい。

            汽車

 だが用地買収では、まだ石川県内で1箇所残っている。権利者が複雑に入り組んでいるからであろう。日本の公共事業がバカ高い要因のひとつである。
 また、工事が本格化するにつれ、供給力の不足も顕在化してきた。とくに、コンクリートの不足が問題となっているらしい。新幹線は、トンネルと高架で繋がっているから、コンクリートを多用する。山陽新幹線トンネル工事のような、不良コンクリートの打設は御免こうむりたい。

 その「新北陸トンネル」の長さは19.8㎞で、これまでの「北陸トンネル」の1.5倍にもなる。これでさえ、日本国内のトンネル長さでは、6番目か7番目でしかない。だから、福井の県歌であるイッチョライ節が、いつの間にか廃れてしまったのである。
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