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原発再稼働と開発を進めよ

 目先の事故に慄き、人類の貴重なエネルギー源を潰す愚かな国民になってはいけない

 いま日本は、「脱原発」という恐ろしい魔物に憑りつかれている。
 政府は表だって原発推進を唱えることはできず、無知で無責任な政治家は、ひたすら「脱原発」を叫ぶ。その結果、エネルギーの制約、化石燃料高騰、不安定な再エネ発電などで、国力が衰退してきた。このままでは、世界との差は開くだけでなく、人類の未来を閉ざす。

 現時点で電力の確保には、中東の化石燃料を大量消費している。そのため、温暖化の進展に加え、安全保障にも大きな問題を抱えることになった。3.11のあと、トチ狂った日本が高騰させたオイルマネーが、シリア内戦を拡大させ、北朝鮮の核開発を呼び込んでしまった。いまも、日本の支払うオイルマネーが、米・露・中・仏・英・北鮮の武器商人を太らせ、世界各国に火種を撒き散らしている。
 
                 最強の美浜原発 R1.17.10

 日本は早急に、原発を主力電源にしなければならない。日本人が毛嫌いしている原発には、純粋に自然・社会科学的見地から、圧倒的なメリットと稼働させる理由がある。直ちに、休止中の原発を再稼働させるとともに、次世代に向けて開発を続ける必要がある。
 以下に、その理由を挙げる。

①原発は最もエネルギー密度の高い、効率的なエネルギーである
 エネルギー密度は、ある基準となる量あたりのエネルギーである。ウランは石炭の10万倍以上のエネルギー密度を有する。火力発電で一番効率の良い天然ガスの、4万6千倍以上もある。
 太陽光や風力発電に至っては、それを作るためのエネルギーと発生エネルギーのどちらが大きいかという議論をしている段階で、まったく問題外である(それに加え、不安定さを補うための蓄電池などのロスが大きい)。
 70億にも増えてしまった人間の生活を維持するには、原子力以外の選択肢はない。それ以外では必ず、資源をめぐって血みどろの争いになる。さらに、人類が宇宙に旅立つには、密度の高い原子力エネルギーに依存するしかない。

②原発は、エネルギー源のなかで、最も安価で安全なエネルギーである
 石油、石炭、天然ガス、ウランのなかで、原料調達コストが最も安いのは、ウランである。原料採掘時に、最も安全なのもウランである。昔、日本が石炭を主要燃料にしていたころ、炭鉱で毎年何百人もが犠牲になっていた。いまも資源産出国では、同じことが起きている。それを使う日本は、知らんふりして、自国の労災がなくなったと喜んでいる。安全や環境は、国境を超え、さらにライフサイクル全体で見なければならない。
 しかも、石炭・石油を燃料とする発電は、空気中にCO2以外に、Nox、Soxなどの有害廃棄物が、量に排出される。そのために死ぬ人は、原発1基分の火力発電所だけで、少なくとも年間数千人である。放射能では、(逃げた人以外)ほとんど死んでいない。事実がわかれば、原発の危険を煽り立てるのは、バカらしくなる。

 そして3.11の過酷事故によって、日本にはこれ以上ない原発の安全性についてのノウハウが蓄積された。さらにいまや、核シェルターの無い日本でもっとも安全な場所は、じつは原発施設なのである。

③化石燃料、太陽光パネルの輸入は、日本を破滅させ、自殺者を倍増させる
 化石燃料、太陽光パネルは、国内で調達することができない。太陽光パネルのような人海戦術の組み立て製品も、中国に勝てるわけがない。技術開発が進む製品は、自動化できないからである。人手を安く使える中国のような、アジア諸国の独壇場である。しかも、原材料のレアアースを、中国に握られている。

 したがって、原発をやめれば、化石燃料、太陽光パネルの支払いで、日本は貧乏国家に逆戻りとなる。貧乏国家では、今のような世界一の長寿は成り立たない。何千万の人が、経済破たんや餓えで死ぬ。貧乏な国ほど平均寿命が短い。
 だから、「経済より命」などという反原発論は、ボケのたわごとである。第一、「経済」のバックがなければ、「除染」、「汚染水」など、放ったらかしになってしまう。

 現に、2011年を境に化石燃料の輸入が、毎年3~5兆円も増えている。原発停止で足元を見られ、増加分以外もバカ高い価格で買っているからである。輸入量はそれほど増えていないが、これは電力不足のため国内で価値を生み出す力(おもに製造業)が毀損したからである。事態はさらに深刻である。
 おまけに、太陽光設備の輸入額は年間数兆円規模にまで増え、国民負担が賦課金として毎年3兆円にも及ぶ。これらを合わせると、少なくともGDPの2~3%が流出している。こんどの消費増税で日本は終わる。

                環境破壊  H30.10.22
             
④再生可能エネルギーは、自然破壊と先進国のエゴの塊である
 風力発電、太陽光エネルギー、地熱発電、水力発電など、すべて再生可能エネルギーと呼ばれるものは、自然が受けるエネルギーを、人間が横取りするものである。太陽光発電装置などは、資源採取から作るときに発する放射性核種や毒素を持つ材料が、生物を蝕んでいる。したがって、この割合が10%を超えるころには、原発など比ではない、ものすごい環境破壊問題になる
 現に、いま日本の国土のあちこちに、無機質な太陽光パネルの「大草原」が広がっている。これが日本中に拡大すると思うと、ぞっとする。そもそも、補助金と逆ザヤ利権でしか成り立たない太陽光エネルギーが、世の中に価値をもたらすはずがない。このような、効率の悪い自然エネルギーは、持つものと持たざる者の格差を決定的に助長する。脱原発は、完全に先進国のエゴなのである。

⑤国産エネルギーの調達は我が国安全保障の肝である
 先の大戦の大きな原因の一つは、日本がアメリカに石油を止められたことにあった。エネルギーがないと生産活動が停滞し、多くの国民が死ぬ。エネルギーなしに、1.3億人の老人国家を養うことはできない。移民受け入れどころか、若者は食うために海外移転し、衰退が加速される。
 衰退した国家は、必ず侵略される。現に、隣の国が虎視眈々と狙っている。
 したがって、日本が独立国家になるためには、どうしても自前のエネルギーを確保しなければならない。その選択肢を自ら失うのは、愚の骨頂である。日本を滅亡させようとしているとしか思えない。

 そしてまさにいま、日本のエネルギーの大半を依存する、ホルムズ海峡が怪しい。日本以上に海峡を利用している中国が、ここを支配しようと手ぐすね引いている。アメリカは、単独で守れなくなり、「有志連合」を呼びかけている。これに国内の平和ボケ患者(中国工作員)が必死で抵抗している。もし、海峡が中国の支配下になれば、化石燃料に依存した日本は終わる。中国への領土提供(尖閣~沖縄~九州)と引き換えにホルムズ海峡の通過を乞うという、屈辱的な関係がはじまる(そのとき、じじいの決死隊が黙っていないが)。
 熱い戦争にならないために、海外への高いエネルギー依存は、絶対に止めるべきである。

⑥原発は、まだコストダウンの余地が大いにある 
 電力会社員の給与は、国民怨嗟の対象である公務員よりさらに恵まれている。東京電力が、人件費のカットを行ったが、それでも公務員並みである。関連の天下り施設、交際接待費も桁外れである。聞くところによると、3.11のとき東電会長は、マスコミを大勢引き連れて、海外「豪遊」していたという。したがって、電力料金は、まだまだ下げることができる。企業年金など、とんでもない話である。
 また、既存の原子力発電設備の稼働は、ほぼ維持管理費だけで済む。稼働しなくても同じくらいの金がかかる。除染や廃炉に膨大なコストがかかったとしても、すべて国内でまかなえる。利権はあるとしても、これらはすべて国民の富となる。
  しかし、石油、石炭、天然ガス、太陽光パネルは外国から、国富を削って購入しなければならないのである。

                金が飛んでいく
               
⑦放射線の危険性を過大視してはならない
 仕事と居住環境さえ整備できれば、事故のあった原発近くに住みたいと思う人は多い。年間100~200ミリSV程度では、かえって健康になる。補償金などいらない(おぞましいことに、いまや放射線のリスクそのものが、利権と化している)。 
 福島第一で、タンクから漏れる放射性物質を含んだ水を、「汚染水」というから、イメージが悪くなる。「ラジウムイオン水」と名前を変えたほうがいい。もし放射線が人体に影響を与えるとしたら、人間の天敵である細菌にこそダメージが大きい。中毒や病気が少なくなり、困ったことに長寿社会がいっそう進む。
 また、放射線に強いDNAをもつ国民を増やすことは、国力の強化となる。

⑧原発100年の撤退戦に最大限の資源を注入する必要がある 
 たいてい、撤退のための活動は、推進するよりも、何倍も重要で難しい。たとえ日本が原発を全停止させても、リスクがなくなるわけでは全くない。これまで発生した、莫大な量の放射性廃棄物管理をいったいだれがやるのか。
 原発を絶対安全に効率よく撤退するためには、人もお金も資源も、これまで以上につぎ込む必要がある。原発以外でそのお金を生み出すことはできないし、技術の継承も必須である。重要なのが、しんがりを務める優秀な人材である。今の何十倍も原発従事者を増やさなければならない。

 さらにいま、厄介者とされている核廃棄物を有効利用できる可能性も見えてきた。そもそも「毒」は「薬」なのである。再生可能エネルギーより、はるかに実現性が高い。
 もし、原発を毛嫌いする人ばかりになったら、こんな難しい仕事をする人材が集まるわけがない。積極的に原発を推進し、その人材を育成するための、国民的機運を高める必要がある。
 原発から逃げていては、ますます原発リスクが増大する。そんなことがわからないのか。

⑨日本より隣の国の心配をしたほうがいい
 ほんの隣の国、韓国・中国が、原子炉の量産体制に入っている。インドもすごい。中国などは、2050年までに100万KW級の原子炉を、じつに400基つくるという。つまり、毎年10基以上のペースで新設する。今のままでは、日本から原発関連の技術者が引き抜かれるのは、まちがいない。日本には原発技術者がいなくなり、廃炉すらできなくなった。ますます国内の原発リスクが増大する。
 その上世界中に、信頼性の低い原子炉がこれだけ増えるのである。事故を起こす確率は、日本よりはるかに高い。福島第一どころか、チェルノブイル級の事故が、頻発する可能性がある(すでに起こっているかもしれない)。日本と違って情報公開されないから、いつの間にか当事国のみならず日本まで、福島の何百倍もの放射線にさらされる。
 原発が嫌な人は、日本より隣の国の原発新設を阻止すべきではないのか。田原総一郎氏は、日本の反原発者は一国平和主義だという。同感である。

⑩爆発する世界人口をどうやって養うのか
 もし世界中の人々が、日本人と同じ生活レベルを要求すれば、今の10倍ものエネルギーが必要となる。そのエネルギーに目覚めた世界人口は、これから90億~100億と増えていく。その状況下で、圧倒的高効率な原子力エネルギーを無くせるはずがない。これを排除してしまったら、必ずエネルギーを巡っての世界戦争になる。原発事故よりはるかに恐ろしい。
 人類がいったん手に入れてしまった文明は、決して後戻りできない。とくに原発や高速増殖炉の開発は、摺合せ技術を得意とする日本が、率先して進めていくのがいちばんである。それこそ人類に対する最大の貢献である。

            美浜原発 解体~再生 R1.7.10

 たしかに、原子力の開発は難しい。リスクはある。
 だが、「難しい道と易しい道、どちらか迷った時は難しい道を選べ」という。難しい道の方が、成長と大きな成果が得られる。易しい道は、ゆで蛙から国家~人類の滅亡である。

 そもそも世の中に、絶対安全、ノーリスクなど、どこにもない。人類はあらゆる身の回りの毒を受け入れ、あるいは役に立つものに代えてきた。加熱や発酵調理はその最たるものである。我々が日々摂取しているどんな食物にも、多くのいろんな毒素が含まれている。それらを避けていたら、人は生きていけない。

 たかが、一度の事故に慄いて、貴重な設備を稼働させないとは、なんという愚かで臆病な国民であろうか。その臆病さが人類を滅ぼすのである。宇宙開発という人類未来の可能性も殺してしまう。なんどもいう、直ちに原発の再稼働と開発を再開しなければならない。いますぐにでも動かせる原発は、20基以上ある。
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