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殺人事件

ワイドショウで殺人事件が取り上げられなくなったとき、日本は危険な国になっている

 TVのワイドショウを観ると、ほぼ毎日のように殺人事件を報道している。
 昨日は、14歳の中学生が同級生を刺し殺した事件。さらに、和菓子屋の親父が自分の娘を絞殺しそのまま首を吊った事件が世間を騒がせている。これだけ見れば、日本は何と殺人が多いのかと思う。

                目力

 しかしじつは、日本は世界で最も、人口当たり殺人件数が少ない。 
 警察庁「平成26,27年の犯罪情勢」によれば、日本の殺人による死亡者数は、1年で363人である。ほぼ毎日1人である。つまり毎日のニュースで取り上げられるのに、「ちょうどいい頻度」で発生している。それぞれの事情も異なる。ほとんど家族や知人間で、何らかのプライバシーが絡んでいるから、ワイドショウの格好のネタになる。

 アメリカのように、人口当たり日本の10倍、トータルで4~50倍もあれば、殺人など珍しくもなんともない。数十人の集団殺人があって、はじめてニュースになる。
 殺人事件が、日本のワイドショウで取り上げられなくなったとき、日本はもっと危険な国になっているのである。


 もっとも日本では、殺人の代わりに自殺がめちゃくちゃ多い。さらに、殺人事件と思われていない自然死の多くは、殺人の可能性もある。まともに検視をしないで、うやむやにしている。これこそ歴史を背景に積み重ねられた英知である。
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