FC2ブログ
RSS

軍事費5倍増は幻想か

 そもそもGDPで示される豊かさの大半は、なくても大したことがないものである

 日本は、アメリカとの軍事同盟を破棄し、自主防衛に切り替えるべきである。その場合には、軍事費を5倍にする必要がある。いま年間5兆円の防衛費が、25兆円にもなる。ほとんどの人はこの数字を見て、とんでもないと思うだろう。財政赤字が大変という中で、さらに毎年20兆円もの財政出動が必要になる。

 この20兆円は、どういう数字か。
 たとえばパチンコ業界は、20兆円産業である。この業界も、かっては30兆円以上あったのが、次第に縮小してきた。今後ますます市場は小さくなるから、その代わりの産業が必要である。パチンコの20兆円と新たな軍事費20兆円なら、後者のほうがいい。これだけあれば、アメリカや周辺諸国の、理不尽な要求が激減する。領土問題の多くも解決するし、米軍から日本の空を取り戻すことができる。

 さらにいま、日本で20~50才までのニートや引きこもりは100万人と言われている。50歳以上でも、元気を持て余している人を入れると、日本には200万人以上力の余った人がいる。200万人に、一人当たり1000万円の予算をつければ20兆円。これでややこしい犯罪も減るし、世界に誇る軍隊になる。もちろんこのなかには、戦闘機や核兵器など、装備品をつくるメーカーの人員も含まれる。
 そしてその分、確実に日本経済は拡大する。

                金の成る木

 そもそも、GDPや豊かさの大半は、しょうもないものである。90%以上は、なくても困らない。生きていくのに必要なのは、衣・食・住の基本部分だけ。農業人口はせいぜい200万人。専業の農業者は40万人しかいない。江戸時代の農民は、人口の80%以上であった。生産性が向上し、世の中が豊かになるにつれ、その割合はどんどん減少した。アメリカ・フランスのような農業国でさえ、農民は国民の1~2%である。すなわち、生存のための供給力は、ほんの一部でいい。

 GDPつまり豊かさの大半は、先ほど挙げたパチンコ、面白くもないお笑い芸能や落語、漫才、音楽ライブ、スマホやゲーム機、グルメや観劇、ナイトクラブ、オリンピックなどに消えている。これらはなくても生きていける。さらに人々を困らせる医者や弁護士はどんどん増える。こんなつまらないモノやサービスに大枚をつぎ込んだ国ほど、豊かだということになっている。
 これらをなくせと言っているわけではない。これに軍事費20兆円が加われば、さらに日本は豊かになるのである。

 北朝鮮が軍事費でアップアップしているのは、極端に頭でっかちだからである。日本の場合25兆円でも、たったのGDP5%でしかない(衣食住は十分足りている。食糧の1/4は廃棄し、空家が増え、みなタンス一杯の古着を持て余している)。軍事費のように、国力を上げることで人々が安心できるのなら、いくらお金をつぎ込んでも惜しくない。日本にはまだ数百万人の潜在労働力がある。これだけ供給余力があれば、いくら財政赤字が増えても、インフレにはならない。
 自主防衛の25兆円という数字は、決して夢物語ではない。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :