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有馬温泉

 いまだに知名度でお客を呼べる温泉街のひとつである

 現場視察のあと、有馬温泉に宿泊した。
 この温泉は、林羅山や枕草子の日本3名泉や、江戸時代の温泉番付では当時の最高位に格付けされた、日本で屈指の温泉である。温泉街は6甲山北側麓の標高350m ~500mに位置している。大きな旅館やホテルは温泉街の周辺や少し離れた山麓、山中にある。

  泉質は、空気に触れ着色する含鉄塩化物泉は「金泉」、それ以外の透明な温泉は「銀泉」と呼ばれている。それぞれ何らかの効用があるはずだ。残念ながら、いまだかって温泉の効用を感じたことはないが。

 寂しい有馬温泉街 R1.6.13    賑わう有馬温泉街 R1.6.14

 われわれの宿泊した有馬ロイヤルホテルは、歓楽街のやや奥の方にある。温泉街は細い坂道が入り組んでおり、その間に、土産物店などが込み入って立ち並んでいる。大き目のワゴン車だったので、ホテルの駐車場に入るまでの坂道で苦労した。

 それでも、木曜日の夕方にホテルに到着。夕方6時ごろ近くを散策した。ただ、中心街ですら閑散としていた。いかにもさびれた温泉街と思ったら、翌金曜日のお昼前後には、一変して観光客でにぎわっていた。もちろん中国人が中心である。湯布院と同じように、宿泊しなくてもまだ「有馬温泉」の知名度でお客を呼べるのである。「腐っても(失礼)鯛」とはこのことである。
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