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エネルギー密度と事故

 圧倒的多数の人の死に場所となるのが、ふとんの中と風呂の中である

 移動手段やエネルギー転換など、たいてい大規模化するほど集約度が高まり、効率が良くなる。移動の場合は、徒歩、自転車、バイク、乗用車、バス、船舶、航空機の順番で輸送効率は高い。また大規模化するほど、移動距離当たりの死者数は少ない。
 エネルギーでも、資源の採取から設備の建設、運転期間中までで、単位エネルギーあたりいちばん死者の少ない安全なのは、核エネルギーを使った原発である。

              獅子奮迅

 核のエネルギー源としての利用は、原発だけではない。半減期88年のプルトニウム238は、その放出エネルギーを電池として利用できる。最初1㎏あたり540Wで100年以上使える。宇宙旅行には、このエネルギー密度の高い核エネルギーが欠かせない。α線だから、取り扱いは容易である。もちろん家庭で使用してもかまわない。

 γ線やβ線も、もちろんエネルギーに変換できる。
 家庭用の小型原子力電池は、いくらでも可能である。核エネルギーも、小型化すれば便利である。ただ小型化すれば、事故の確率は高くなる。大規模原発のほうが安全である。
 原子力というと拒絶反応する人はいる。そんなことを言っても、すでに社会には病院や研究所などあらゆるところに、放射性物質は散らばっている。そもそも一歩地表を離れたら、上も下も強烈な放射線の世界である。放射線から逃げていては、人類は生きのびていけない。

                大砲 H30.7.17
 
 戦争における大量殺戮は、原始的手段によるほうが圧倒的に多い。大量に死者数を増やすのは、ナタと斧である。ルワンダやポルポトの大虐殺。住民を皆殺しにした元の大遠征も、今からみたら大した兵器ではなかった。これまで何十億人もの人々が殺されたが、核兵器で亡くなった人は広島・長崎以外にいない。

 みなが危険だと思っているものほど、じつは安全なのである。
 そしてほんとに危険なのは、みなが安心しているところである。圧倒的多数の人の死に場所になるのは、ふとんの中と風呂の中である。腹の上もある。
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