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ものづくり現場の格言

 いきなりこんな言葉を発せられても、受けた人は面食らう

 工場の現場では、ムダ取りの格言を使っているところがある。大野耐一氏や山田日登志氏など、トヨタ生産に係る人たちのものが多い。その言葉はものづくりの現場では、水戸黄門の印籠と同じように重い。
 どんなものがあるか。思いついたものを並べてみよう。

・目的・目標があってムダが見える
・現場でやれたことが改善(案ではダメ)
・改善に金をつかうな、頭を使え
・自分で見たものしか信じない
・悪い情報ほど早く知らせろ
・考えるだけでは寝ているのと同じ昼行燈(閃いてなんぼ)
・1日10分はヨコの仕事を学ぼう(多能工)
・工場は狭く、オフィスは広く
・入口と出口を診ろ(U字ライン)
・現場は定時管理と定点管理
                オーム返し
・モノは溜めるな、流れでつくれ
・モノの置き場所はないほうがいい
・モノはできるだけ積むな、置くな
・仕掛品は不良の溜まり場
・機会損失で潰れた会社はない(つくりすぎで潰れる)
・赤字会社は心が赤い(すべて他人のせいにする)
・聞いたことは忘れる、見たことは覚える
・万能機より汎用機
・ネジを見たら親の敵と思え
・機械は遊ばせても人は遊ばせるな

 解説なしに、いきなりこんな言葉を発せられても、受けた人は面食らう。
 私がむかし工場責任者だったとき、機械1台で仕事していた女性工員に対し、立ち作業で2台持ちするよう、上の最後の「格言」を使って指示したことがあった。そのとき、お局さんの彼女からは、「(人をこき使う)鬼のような管理者だ」と睨まれ、現場から総スカンを食ったのを覚えている。いま動いている人に、変化を指示するのは難しい。
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