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オレオレ募金

 どこまでが詐欺でなにが善意の寄付なのか、有耶無耶にするところが上手い

 今年は久しぶりに、自治会の役についた。自治会長を勘弁してもらい、比較的「閑職」の会計係になった。この係は、自治会長ほど頻繁に出歩かなくてもいいが、お金の出し入れがこまごまと煩わしい。

 まず宝永地区や町内への分担金支払い、それにわれわれが氏子になっている神明神社への寄付金や分担金である。それに加え、赤十字や緑の羽根、自衛隊、招魂社などから、つぎつぎと寄付金の要求が舞い込んでくる。
 地域自治会への分担金は、自治会長の出席した総会などで承認されたものだから、不本意でも払わざるを得ない。氏子負担金も、近くの神社だけに無下にするわけにいかない。

                タヌキの金玉

 問題は慣例となっている、赤十字や緑の羽根、その他よくわからない団体への寄付金である。嫌ではないが、毎年当たり前のように請求してくるのは、いかにも理不尽である。世の中には、ユニセフや温暖化防止委員会、原発推進協議会、技術士会、診断士協会など、寄付したい団体は有象無象にある。なぜ押しつけで、特定の団体へ寄付しなければならないのか。金持ちも貧乏人も平等に毟られるのはFITと同じで、消費税より性質が悪い。
 これは形を変えた振り込め詐欺のようなものである。もちろん法的な義務はまったくない。だから私が自治会長のときは、ほとんど握りつぶしていた。

 ただほとんどの自治会長は、要求があったら「素直」に支払っている。それが付け目なのであろう。金額は少なくても、このやり方はオレオレ詐欺そのものではないか。むしろ少ない金額でも広範囲で寄付を呼びかければ、大金が集まる。金額が少ないだけに、わざわざ被害届を出すところはない。
 なにか大義名分をつけて、社団法人を名乗り全国の自治体に寄付を呼びかける。どこまでが詐欺でなにが善意の寄付なのか、有耶無耶にするところが上手い。

               金は天下の廻りもの H27.9.26

 そもそも、合法・非合法を問わず、平均の5倍以上金を集めた人は悪徳人である。たいていの場合、なにか価値を生み出したというより、法の網をくぐり世の中の仕組みをうまく利用しただけである。
 いま忌み嫌われているオレオレ詐欺犯は、金持ちから金を吐き出させる適法なビジネスモデルに移行して欲しい。これは儲けすぎなければ、世の中の富を均等化するという大きな意味がある。日本経済の活性化は、金持ちをますます富ませようとする日本政府より、つぎつぎ新しい手口を考え出す、知恵者のオレオレ詐欺犯に期待しよう。
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