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悲惨な交通事故

 安全な原発すら動かさない日本なら、毎年4000人を殺す自動車を捨てるくらい簡単である

 最近頻繁に、車の事故で幼児が亡くなるニュースを聞く。ニュースでなくても、毎年4000人近く亡くなっているのだから、毎日10人は事故死している。むかしは1万人以上いた。半減しても大変な数字である。老い先短い人はともかく、若い人、とくに幼い子供が人生を奪われるなど、あってはならない。

 そのあってならないことが、毎日のように起こっている。ドライバーを責める声は大きい。だが運転手をいくら責めても、事故はゼロにはならない。人は必ず間違う。アクセルとブレーキの間違いなど、ない方がおかしい。なにしろ日本には、8000万台の車が走っている。

 つまり先日の事故のように、右折車が前方からの直進車にぶつかることは、誰にでも起こりうる。右折車は、信号表示と前方からの直進車(たいてい前方右折車の陰に隠れる)右手の歩行者、後方車の接近具合など、同時に数多くの気配りが必要である。だれでも1000回に一回くらいはミスする。

 今朝の「交通安全指導」のとき、信号が赤に替わったのに交差点に突っ込んだ直進車に、右折車がぶつかりそうになったのを目撃した。私自身も、何度も同じようなヒアリハットを経験した。先日の貰い事故も、前方から右折してきた車にぶつけられた。そのとき左側に縁石がなく、そこに幼児がいたら、悲劇は避けられなかったであろう。
 だからいまの交通状況では、死亡事故は確率の問題である。幼児を死なせてしまったのは、なんとも間が悪いとしか言いようがない。運転手も運の無さを嘆くしかない。

              事故② H31.3.18

 ではどうしたらいいか。
 人の注意にばかり頼るのでなく、ハード面での対策が必要である。
 ひとつは、車の対応である。最近ようやく、自動ブレーキ車が普及し始めた。私も事故のあと自動ブレーキ付きに乗り換えた。さらにすべて自動運転車になれば、赤信号で突っ込むなどのムリな運転や、不注意での事故は無くなる。だがこれらはどうも頼りない。自分で試すわけにいかないのが難点である。

 もう一つは、道路構造の見直しである。日本の市街地の道路の多くは、歩行者が車に追いやられている。歩道が狭く、歩くときは常に車を気にしていなければならない。これでは音無し電気自動車が普及したら、ますます事故が増える。
 といって、いまさらハード面を大改良するのには、ものすごいお金と時間がかかる。とくに道路拡張には、100年の時間が必要であろう(その間に人と車が半減し、必要なくなる)。

 したがって根本解決は、自動運転車が普及するまで、日本の自動車をすべて運転禁止にすることである。誰も死んでいない安全な原発すら動かさない日本ならできる。毎年4000人が亡くなり、100万人が負傷している自動車を捨てるくらい、簡単ではないか。
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