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相続手続き①

 面倒臭いだけで難しいことはないはず。やってみなければわからない

 父が亡くなったので、相続手続きを始めなければならない。財産といっても、狭い宅地2か所と郵貯の通帳が2冊。たぶんそれがすべてである。宅地は路線価で計算できる。あとはタンスの中のシミのついた衣類や書物、古ぼけた金庫。これらは資産価値がないどころか、廃棄費用がかかる。すべて足しても、相続税のかかる金額には遠く及ばない。遺言はあるし、相続人の間でほぼ分配の話はついている。

 したがって、手続きは比較的簡単である。とりあえず、年金や保険関係の手続きはできる。
 葬儀の翌日、ある総合会計事務所から相続支援の案内書が届けられた。かれらに任せると、そのための委託手続きの方が厄介そうである。途中で相談されたり、わけのわからない決着がつくより、できるところまで自分でやってみたい。せっかくの機会、自ら経験しなければアドバイスもできない。

                 底なし沼

 それでも正式な相続手続きを取らなかったら、新たな相続人が出現するなど、あとで面倒なことになる。
 そこで、この連休を利用して相続関係の勉強を行った。図書館に行けば関連書物は山ほど並んでいる。もちろんネットで調べればいくらでも知識は得られ、申請書式もダウンロードできる。
 こんどの相続に関して行うことは、ほぼ以下のとおりである。

①裁判所による遺書の検認
  申立書(裁判所HPよりダウンロード)
  遺言書
  被相続人の、戸籍全部事項証明書(除籍謄本、改正原戸籍謄本)
        住民票除票
  相続人全員の、戸籍謄本(親子関係がわかる)
  収入印紙(800円)+連絡用郵便切手
  (戸籍謄本はすべてコピーし、原本は返却してもらえる?戸籍原本還付申請書、あるいは法定相続情報証明書を作成)

②遺産分割協議書の作成
  相続人全員の実印が必要、印鑑証明書

③金融機関通帳の名義書換え、預金引きおろし
  相続確認票の提出(HPからダウンロード、必要書類のご案内)
  相続手続き請求書
  被相続人の預貯金通帳、届け出印
  被相続人の、戸籍全部事項証明書(除籍謄本、改正原戸籍謄本)
  相続人全員の、戸籍謄本(親子関係がわかる)、住民票
  相続人全員の、承諾書・印鑑証明書 又は
  遺産分割協議書・印鑑証明書

④不動産の名義書換え
  所有権移転 登記申請書(法務局WEBからダウンロード)
  被相続人の、戸籍全部事項証明書(除籍謄本、改正原戸籍謄本)
  相続人全員の、戸籍謄本(親子関係がわかる)、住民票写し
  遺産分割協議書・印鑑証明書
  固定資産評価証明書
  登録免許税(収入印紙)
  

 たくさんあってややこしいのだが、要は「遺産分割協議書」をつくり、名義変更などの遺産相続とその有効性を確かめる手続きである。①②は、③④のために行うもので、③と④はほぼ同じものを準備する。

 だから最初の関門は、被相続人が生まれて死ぬまでの戸籍調査である。なにしろ大正9年生まれである。養子縁組などもあったらしいし、なにしろ空襲や大地震で、戸籍の原本が残っているとは思えない。他に相続人はいないはずだが、客観的に証明するのは難しい。
 これさえできれば、あとは面倒臭いだけ。難しいことはないと思う。不動産の登記申請書も、必要要件を記入すればよい。私ができないのならそのしくみが悪い。少なくとも、補助金の小難しい申請書をつくるより簡単そうな気がする。

                骸骨の霊 H30.7.17

 そしてもうひとつややこしいのは、その後の法要である。これこそ簡素化したい。
 正式には初七日(7日目)から始まって、二七日(14日目)、三七日(21日目)、四七日(28日目)、五七日(35日目)、六七日(42日目)、そして七七日(49日)で一段落つく。そのあとも、100日、1周忌(1年目)、3回忌(2年目)、7回忌(6年目)~…といつまでも続く。いっそうことを複雑にしているのは、菩提寺の住職が危篤で、明日をもしれないことである。
 そもそも菩提寺が無くなったら何が困るのか、よくわからない。
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