FC2ブログ
RSS

TVの修理

 新しいTVを買えば中国にお金が流れるが、修理すれば日本の技術者が潤う

 先日、壊れたTVの修理に来てもらった。10年前に買った14インチの薄型TVを、別の部屋に移動したところ、映らなくなってしまったからである。

 故障の状況は以下の通り。
 いろんな表示が出るので、受像機は壊れていない。どうも地デジのカードを読み込まなくなったらしい。カードが悪いのかと思って、2000円払って交換したが、事態は変わらなかった。室内アンテナやケーブルテレビの線など、いろんなものを刺したり抜いたりしても、うんともすんとも言わない。相変わらず、「カードを読み取れません」の表示が出るだけであった。

 9割がたカードとの接触部の問題である。だがその部分は、うす平べったい孔の奥にあるので、覘くこともできない。細いヤスリを突っ込んで接触部を磨こうとしても、太平洋のゴボウのごとく、どこをこすっているのか皆目見当がつかない。万策尽きて、メーカーに修理を依頼した。

 修理人の見立ても私と同じであった。10年も入れっ放しのカードとの接触部が腐食・癒着し、カードを引き抜いたとき端子が変形したらしい。本来ならそこだけ磨けばいいのに。今の修理は簡単なものも、基盤ごと取り換える。結局修理代が18,480円(もう少しヤスリで擦ってみればよかった)。これなら新品を買える。ただ新しいTVを買って中国にお金が流れるより、修理して日本の技術者が潤ったほうがいい。廃棄物削減にも貢献できる。

              たそがれのうば桜 H28.4.09

 もともと私は、どんなものもよほど壊れない限り、修理しながら使いつづける(先日ぶつけられた車を10年で買い替えたのは例外である)。ガラケーもパソコンも、とっくに10年過ぎた。20年前のブラウン管TVも、修理して使っている。家内とも45年になる。こうやって、使えるものは地獄の底まで使うので、最新の技術が身につかない。
 この性癖は治らない。長くて100年が限度であろうが。

 100年と言えば、自宅療養中の我が家の老人はいよいよ秒読みに入ってきた。さすがにここまで使えば全身が衰弱している(往診した医者の見立てではあと数日、今週一杯?)。もう部品を取り換えたぐらいでは修復しない。 
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :