FC2ブログ
RSS

塩漬け預金

 赤字国債の発行を続けていけば、最低ランクの人でも1000万円くらい溜まる

 先日のYAHOOニュースによると、福岡市のある自治会のプール金が、1億円以上も溜まっているという。この自治会の場合、新規入居時に「自治会基金」として1世帯15万円、別に月々千円の会費を集めている。それらが積み重なって、数年前には1億円の大台を突破し、1億1520万円にも達していたそうだ。

 ここの自治会長によると、新たな集会所の建設資金にするつもりだったが、建設予定地が土砂災害警戒区域に指定されていることが判明。危険な場所に建てるわけにいかず、計画は中断し、プール金だけが増えているという。

                タヌキの金玉

 1億円は極端であるが、おそらく日本全国の自治体会計でも、遣うあてのないお金が蓄えられている。私の20軒しかない町内会でも200万円以上ある。日本全国ではものすごい金額になる。1軒あたり10万円として、日本の世帯数5700万を掛け算すると、5兆7000億円。自治会以外にも、いろんなクラブや任意団体が山ほどある。日本全国でプールされている預入金は、少なくとも10兆円はあるはずである。日本にはお金がどんどん増えている。

 もっともこれは、日本中の個人金融資産1800兆円に比べると、ほんの一部である。その個人のお金は、毎年30兆円くらい増えている。

 お金が増えているのに、貧乏人が増えるのは、一部の人にお金が集まりすぎるからである。いまのまま、赤字国債の発行を続けていけば、お金はあるところに流れるから、ますます貧富の差が広がる。

 それでもいつか、最低ランクの人でも1000万円くらい溜まる。これだけあれば、一息つける。それに金持ちが100兆円持っていても、遣わなければ貧富の差はない。日本人なら、100兆円持っていても遣うことはない。日本における一般的なお金持ちのお金は、ベルマークと同じ、単なるコレクションの対象なのである。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :