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いよいよ春

 ヌクヌクした生活をしている人こそ不安にさいなまれる。豊かな人は不幸である

 春分の日が過ぎ、ずいぶん暖かくなった。今年はどうやら、大雪に悩まされず済みそうである。その代わり、スギやマツの花粉に悩まされている。

 昨年は2メートル近い積雪で、家屋倒壊の恐怖におびえていた。貧弱なカーポートは、頻繁に雪下ろしをしなければならない。外出するときは、毎朝起き上がりざまに窓の外を確認する。除雪車が来たら、除雪された塊をどかすのに一苦労する。昨年は毎日、雪掻きと雪下ろしの筋肉労働に励んでいた。指先が凍傷になりかかったこともある。いま思えば地獄である。

              大雪 H30.2.05

 そのときは、起こっていることが悲惨だとは思わなかった。目の前の事態に対処するのに必死で、それが当たり前の現実である。いくら雪と格闘していても、精いっぱいで、ほかには何も考えられなかった。

 生まれながらに、戦火にまみれている人。1日1ドル以下の生活しかできない人。彼らの多くは、それが当たり前と思っている。金のない人は、それ以上貧乏になる心配がない。たいていの人間は、その場に直面すれば腹が据わる。
 むしろヌクヌクした生活をしている人こそ不安にさいなまれている。豊かな人は不幸である。
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