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コカイン

 麻薬と同じ効用を持ちながら副作用のない薬物を開発したい

 タレントのピエール瀧さんが、コカインの接種で逮捕・送検された。人気俳優だっただけに、出演を予定していた番組や過去の映像処理など、業界は大騒ぎである。

 コカインは、覚せい剤と同じような作用をするという。末端価格はざっと10倍で、効能時間は30分と覚せい剤の3時間に比べ短い。覚せい剤と異なり注射の跡が残らないため、お金のある人ほど、コカインに走りやすいらしい。

 もちろんコカインは、れっきとした麻薬である。中枢神経に作用して精神を高揚させる働きをし、快感を得て一時的に爽快な気分になるという。効き目が短いため、何度も摂取するうち強い依存症に襲われるらしい。またコカインの過剰摂取は、心疾患および脳損傷を引き起こす。一方で、局所麻酔として用いられることもある。

              妖しい花弁

 ただどんな物質も、量が大きく影響する。コカインや覚せい剤、大麻などの「麻薬」とお酒の違いは、その量と質である。酒も麻薬の一緒であるが、覚せい剤のように1gでは中毒しない。
 人々が麻薬を使うのは、気持ちが昂ったり創造力が増すなどの「効用」があるからである。その効用は誰にとっても好ましい。副作用が問題なだけである。

 したがって、麻薬と同じ効用を持ち、かつ副作用のない薬物があればすべて解決する。それがあれば恐ろしい薬物に手出しをしない。北朝鮮が麻薬を輸出し、核ミサイルを開発することもない。発明者には、10回くらいノーベル賞を与えたい。
 出現しないことが不思議である。原理的に不可能なら不可能と言ってもらいたい。

 
 それでも、そんな理想的な薬物ができても、みなが飛びつくとは限らない。人はリスクが大きい危険な匂いのするものほど、引き付けられるからである。
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