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カスハラ問題

 「カスハラ」が社会問題になっていくと、またその反動が起こる

 カスタマーハラスメント、いわゆる「カスハラ」が問題になっている。
 コンビニなどの店舗や飲食店などで気に食わないことがあると、「土下座しろ」「家まで謝りに来い」などお客の立場を利用した嫌がらせを行う。暴言や恫喝だけでなく、長時間の拘束や賠償金の請求、支払い拒否など理不尽な要求をする場合もある。

 ひところの「顧客満足経営」が日本中にいきわたり、「おもてなし」が当たり前になってくると、必ずその反動による行き過ぎが出てくる。明確な統計はないが、不断虐げられている人が「カスハラ」の加害者になりやすい。負の連鎖が起こりつつある。

              罰ゲーム

 例えば、わざわざ公開講座を聴きに行き、その内容が気に食わない、セクハラだと訴える人まで出てきた。原告である女性は、精神的苦痛を受けたとして、講座を運営する学校法人を相手取り、慰謝料など計約333万円の支払いをもとめる訴訟を起こしたという。
 講義がひどいと思ったら、聞かなければいいし退席も自由である。そもそも講師の会田誠氏は、その手のきわどい話で有名らしい。そんなことも知らず、行き当たりばったりで受講するほうがどうかしている。まさに新手の当たり屋である。むかしから「カスハラ」は、強請の定石であった。

 カスハラとは微妙に異なるが、先日は自衛隊募集のポスターのデザインに文句を言う輩も出てきた。女性キャラクターのスカートから、下着のようなものがチラリ見えるため、「セクハラではないか」と声が上がっている。
 こんなものを問題にするなら、女子フィギュアスケートやテニスのほうがひどい。あれは下手すると、尻の割れ目まで見える。しかもアニメでなく、生身の実物である。

 すなわち「カスハラ」は、ポリティカル・コレクトネス(潔癖症)の一種で、現代人の多くが罹る病気である。「カスハラ」が社会問題になっていくと、またその反動が起こる。今度は店員が客をいじめる「セルハラ」が問題になるであろう。
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