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米朝首脳会談

 戦争は勝つまでやる覚悟がなければ、いつまでたっても独り立ちできない

 世界の注目していた米朝会談が、もの別れの形で終わった。なにも決まらず、失敗だったという人がいれば、成功だったという人もいる。もともと露払いのない首脳会談だから、どう転んでもおかしくなかった。

 北朝鮮は紛れもない犯罪国家である。何百人もの民間人を乗せた航空機を爆破し、各地でテロ事件を起こしている。外貨を稼ぐため、麻薬を大量に密輸し、その国を荒廃させている。自国民に対するいわれのない虐殺。体制維持のためには、兄弟親族見境なく殺す。
 許せないのは、数百人ともいわれる日本人拉致である。拉致された人を返す見返りに、暗に経済援助を要求する図々しさには辟易する。誘拐犯が身代金を受け取ったあげく、大いばりする社会など考えられない。
 このように北朝鮮は、とんでもない巨悪国家である。間違いなく、オーム集団以上に性質が悪い。

                大砲 H30.7.17

 しかし、いくら悪辣だろうが許されるのが、国という単位である。
 ほんとは北朝鮮よりアメリカのほうが巨悪である。インディアンを皆殺しにして乗っ取った大陸を、我が物顔に牛耳っている。一瞬にして民間人30万人を虐殺する原爆を使ったアメリカが、正義のミカタとして君臨するなど、大きな矛盾である。
 6000万の自国民を殺した毛沢東も、中国では建国の英雄である。日本では、僧侶を大量虐殺した織田信長が、日本史上最大の偉人とされる。
 すなわち、「一人殺せば殺人犯で、100万人殺せば英雄になる」。

 ところがヒトラーは、600万人殺しても英雄にならなかった。英雄になるには、もう一つ条件があった。すなわち大量に人を殺したあげく、戦争に勝たねばならないのである。
 北朝鮮はまだ、この条件を満たしていない。朝鮮戦争の勝者はまだ曖昧である。このまま終戦宣言を出せば、中国のように、戦争に勝ってもいないのに「勝った」といって、大手を振る可能性がある。核保有国がそうなったら手をつけられない。それだけは許していけない。



 日本がいまだに世界中から辱めを受けているのは、戦争に負けたからである。
 あのとき、勝つまで続けなかったのは、末代までの不覚であった。過ぎたことは仕方がない。今度の戦は勝つまでやる。その覚悟がなければ、日本はいつまでたっても独り立ちできない。
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