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極東の騒動

 日本と中国や朝鮮半島とのゴタゴタが続くのは、アメリカの思う壺である

 「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ 大和魂」
 これは、吉田松陰の言葉である。死罪になるとわかっていても、異国の技術を学ばなければ日本は取り残されると思って密航を企てたことを言ったものだという(ほんとかどうか?)。

 むかしから、極東のゴタゴタが絶えない。日本対朝鮮半島の国、中国或いはロシアである。いまは北朝鮮問題が大きい。もちろん東アジアはむかしから、中国という超大国があって、周囲に属国を従えていた。その中で日本は、元寇に耐えるなど、辛うじて独立を守ってきた。

 昨年来、韓国は日本に対し、なにかと理不尽な行動を取り続けている。慰安婦問題から徴用工賠償、レーダー照射、あげくは天皇侮辱である。レーダー照射に至っては、誰が見ても韓国に非がある。中2病のように、駄々をこねて日本を困らせている。
 アメリカに仲介してもらおうとしてもらちが明かない。もちろんアメリカにとっても、同盟関係にある韓国に対して諌めるのは気が重い。

                北条早雲 H30.6.16

 そのうえアメリカにとって、日本と韓国が争っているのは悪いことではない。
 むしろ、日本と韓国の仲がいいと困る。さらに、中国、北朝鮮、韓国、日本、それぞれ反目していた方が望ましい。万一これらの国が団結し、極東がEUのようになったら、それこそ一大事である。軍事覇権を筆頭に、超大国としての権威が保てなくなるし、兵器が売れなくなる。
 アメリカが台湾に肩入れしているのも、北方領土問題が解決しないのも、極東トラブルの火種を絶やさないためである。中東、アフリカ、中南米はもとより、チベットやウイグルも同じである。


 もちろん、表だってそんなことを言うはずがない。建前は、人権や民主主義を守るためである。そのことが対立を長引かせている。トラブルが解決しそうになると、欧米がしゃしゃり出てきて、妥協を許さず理想を掲げ、ガラガラポンにする。だから、いつまでたっても極東(もちろん世界の)のゴタゴタは終わらない。今度の米朝会談も、紛争を長引かせる茶番である。

 そのことは、アジアに住む我々も感づいている。それでも、韓国とは金輪際仲良くしようと思わないし、中国の日本沖縄に対する破壊工作にも対抗しなければならない。
 「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ」この感情は、どうしようもないのである。(感情だけの反原発者とも通ずる)
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