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AIによる生産性向上

 コンピュータが普及するたび余計な仕事が増えた。AIも同じ穴のムジナか

 AIが本格導入されれば、人手不足が解消されるのか。
 たとえば現在、日本には6000万台の自動車が登録されている。今後10~20年以内には、その半分が自動運転車に取って代わる。自動運転によって運転業務が激減するなら、「輸送・機械運転従事者」約220万人の仕事が無くなる。

 もっと大きいのは、自動運転になるとシェアリングが普及し、自動車数が激減することである。すなわち自動車の生産に携わっている人が減る。ざっと、1000万人分の労働力をはじく。

 また、AIによる通訳機能が進化すれば、海外企業との煩わしい翻訳業務が減る。通訳もいらない。すでに通常会話程度なら、AI通訳機は下手な通訳者よりうまい。もとより技術を伴う取引では、並みの通訳者では専門用語が理解できない。技術者同士で専門用語は通じるから、AI通訳機を組み合わせれば充分意思は通じる。
 したがって語学教育に携わっている人を含め、少なくとも100万人の労働力が不要になる。

 さらに、電子決済が100%近くになれば、取引のすべてが自動的に会計処理される。つまり、会計士という「高度」な人材も不要になる。いまは政府が、わざと税金の計算をややこしくして、彼らの仕事をつくっているだけである。
 農業や建設業の無人化も進む。
 その他いろんな分野で、人間がいらない仕事が発生する。数千万単位で労働者が余る。

                いじけた猪

 さて、これらの余剰人材はどうなるのか。
 理想的なのは、生産性が上がった分を全員の仕事時間を分け合い、短時間労働を達成することである。給料が同じで労働時間半分なら皆が満足する。同時にこれまで疎かにしていた軍事産業への人材投入をはかる。もちろん、直接自衛隊員も増やす。じじいに加えて中堅層が加われば、戦力は倍増する。 



 もっともAIも、これまで何十回となく行われてきたコンピュータ革命のひとつにすぎないのではないか。これまでも、情報化、マルチメディア、ネット通信、IT、IOTなどが、鳴り物入りで入ってきた。その流れで、AIが出ている。これまでは、いくらコンピュータが普及しても、労働力は減っていない。余計な仕事が増えるだけであった。AIも同じ穴のムジナのような気がする。
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