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自治会解体

 不必要なチラシ配布や行事をやめれば、自治会が解散することはない

 福井市内にある2つの自治会が、解散した。2つとも6世帯という少数で、しかも構成員がすべて高齢世帯である。自治会長をはじめ、いろんな役職の負担が大きくなったためであるという。
 私の自治会も、4~5年前までは15世帯しかなかった。高齢世帯がつぎつぎ死に絶えていたため、消滅するのも時間の問題であった。だから他人事ではない。自治体消滅まで行かなくても、構成員の一部が脱退することは頻繁にある。

 自治会が無くなれば、どうなるか。子供が多かった時代には、祭りやレクレーションなどあった。いまはとりあえずなにも困らない。ただ、市からの支援である防犯灯の設置・電気料の補助金、ごみステーション美化協力金など各種補助は、受けられなくなるという。

                妖怪変化

 しかしこんな、年間数千円の援助のために、煩わしい仕事をするなど、まったく割に合わない。少人数の自治体は、代表する人が限られてくる。そのため、心ならずも上位団体の会合で顔役になり、負担の大きな役割を求められる。関連したいろんな役目(防災委員、交通安全、防犯隊など)も有象無象にある。小さい自治体の人ほど、一人で幅広く仕事をやらなければならなくなる。

 自治体や上位団体からの配布物を仕分けし、配達するのも煩わしい。誰も見ないチラシがほとんどで、モチベーションも上がらない。体育委員や福祉委員など、自分たちの自治体には何も関係ない。年寄りしかいない自治体では、人の面倒を見るどころではない。せいぜいごみ出しのルールを共有化するくらいである。


 たまたま私の町内では、高齢者が亡くなった世帯の跡地に、若夫婦が越してきた。ここ数年で5世帯も増えた。若いので、子供が生まれる。人数が一気に増えた。

 その人たちが、これまで私たちがやってきた自治体の役割を担ってくれるかが問題である。もっともほんとに必要な仕事は、いまの半分もない。余計なチラシ作成・配布、行事をやめれば、もっと少なくなる。年に一度の懇親会だけでいいなら、自治会長をやる人はいくらでもいる。
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