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ふるさと納税

 いちばん応援したいのは、迷惑施設を受け入れてくれる地域である

 昨年末、初めてふるさと納税を行ってみた。「ふるさとチョイス」というネットサイトを通した。例によって、ID番号やパスワードの設定、選び方の選定など結構厄介である。また返礼品で「得」するためには、寄付金の限度額を計算しておく必要がある。まちがえると税金を余計に払う。
 
 もっとも、この寄付制度の最大目的は、寄付者のその地域に対する思いを形にすることであって、損得ではない。自分で税金の使い道を選べることが本来の趣旨である。

 その意味で、私の応援したい地域は、以下の3つ
①迷惑施設を受け入れてくれる地域
②好みの産業振興に力を入れる地域
③災害復興に努力している地域
 である。
 
 なんといっても応援したいのは、①迷惑施設を受け入れてくれる地域である。つまり世の中に必要だけど、他の地域が嫌がる施設を引き受ける。たとえば、イージスアシュアや米軍基地、原発廃棄物の処理、最終処分場などである。「ミサイル発射基地」、「原発関連施設」、「原潜基地」、「オスプレー基地」推進地域もある。関電原発の中間貯蔵受け入れ地域なら、上限オーバーでも寄付したい。NINBYの南青山、沖縄などは論外である。

 残念ながら、これがいくら探してもない。「ふるさとチョイス」には、「つかいみちを探す」というタグがあって、1000項目くらい掲載してある。「自然保護」、「高齢者対策」、「スポーツ振興」など、多岐にわたっている。そこをチェックしても、迷惑施設を見つけることはできなかった。地域を応援する人には、地域を超えた貢献を期待している人もいるはずなのに。「市長のおまかせ」がいくつもあったが、こんな怪しいものに寄付するわけにはいかない。

                久保田 萬寿

 しかたなく今回は、②好みの産業振興に絞った。豊かな国をつくるには、人々が求める商品の産出が不可欠である。私が発展して欲しい産業は、もちろん高級日本酒製造である。酒なら新潟である。地域は学生時代を過ごした長岡市を選んだ。
 迷った挙句、寄付金30,000円で「久保田 萬寿1.8L」を指定。定価8,000円くらいの高級酒である。こんな機会がなければ買うことはない。メーカーに5,000円は入るはず。
 さっそく大晦日に封を開けた。気のせいか、これまでこんな旨い日本酒に巡り合ったことがない。おいしい酒を造れば、人々が幸せになる。


 あとで気がついたが、ふるさと納税は自分の自治体にもできるらしい。簡単に言えば、2000円で自分の納税額の一部を、指定した用途に遣える。普段なら買えない高級酒を指定することで、瀕死の酒造メーカーの存続に貢献できる。本来なら、地元福井の日本酒を応援したかった。

 今年こそ最大限ふるさと納税を活用したい。この制度を提唱した西川知事は、残り3か月で制度の充実をはかり、花道を飾っていただきたい。
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