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ソフトバンク上場

 博打だから世の中の半分は儲かるし、宝くじよりは確率が高い

 ソフトバンクグループの子会社であるソフトバンクが、東京証券取引所第1部に上場した。初値は、公開価格の1500円を下回った。それでも、2兆6000億円の資金調達である。底割れしなかったのは、5%の利回りを「保証?」していたからである。それになんといっても、名が売れているし東証1部に上場したのだから、株券が紙切れになることはないと信じられている。

 だが預金金利0.01%に満たない時代において、5%もの金利保証はいかにも高い。配当性向85%というから、儲けの大半を配当に費やす。だから利益が出なかったら意味がない。むかしから、「黒毛和牛」や「IPS細胞」など投資詐欺に遭って、スッテンテンになる人は後を絶たない。投資専門家は、利回り5%はインチキだと思えという。今回も詐欺商法なのであろうか。というより、証券市場が壮大な博打場なのである。

                美人薄明

 このソフトバンクとは何の会社か。国内の移動通信サービスや携帯端末の販売、ブロードバンド、固定通信サービスを行っている。親会社のソフトバンクグループは、インターネットを事業基盤としており、情報産業の中で「ソフトバンク事業」「スプリント事業」「ヤフー事業」「アーム事業」「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業」「ブライトスター事業」などを展開している。投資会社なのである。

 その会社が、2.6兆円もの資金を何に使うのか。ソフトバンク事業を拡大するだけではなく、あたらしく、AIなどの新事業に投資するのだという。この前、すったもんだして役員が総退陣した官民ファンドも、同じようなことを言っている。


 この前、官民ファンドがとん挫したように、人のふんどしで相撲を取る投資会社は、よほどの目利きである「伯楽」が不可欠である。これまでは、孫会長がその役を担ってきた。その孫会長の神通力がいつまで続くのであろうか。60歳を超えた個人の力量をあてに、数兆円もの資金を預けるのは、いかにもリスクが大きい。
 ただ博打だから、世の中の半分は儲かる。宝くじよりは確率が高い。
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