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生産性とはなにか(スキルアップ研修)

 福井の診断士協会が、県外診断士のスキルアップの機会を提供している

 昨晩、生産性向上についての講習『生産性ってなに?事例にみる生産性向上のヒント』を聴いた。講師はエトエワークス診断士事務所の米田大作氏である。

 最近、頻繁に生産性向上という言葉を聞くようになった。人手不足や働き方改革などが影響している。この生産性向上とはいったい何で、どのような状況になれば生産性が向上したといえるのか。 
 本ブログでも紹介したが、生産性向上には概ね2つの方向性がある。ひとつは、生産活動の合理化を進め、効率的な作業を行うこと。もう一つは、売値を上げることである。明確な垣根はない。

 今回の講習は、多くの業種・業界を経験してきた講師である。いろんなエッセンスが凝縮された生産性に関するノウハウを期待していた。

 講演内容は以下のようなものであった。
①生産性向上の背景に、日本の高齢化と生産年齢人口の減少がある
②社員意識として、残業が少なく趣味に時間が使えるのを好む割合が増加
③残業時間の公表など、社会では時短が義務づけられる
④製造業よりサービス業における生産性の格差が大きい
⑤生産性とは、付加価値/投入量
⑥生産性を上げるための計算法及び具体例の説明
⑦具体例として自らが経験した、豚まん製造の最大効率化の計算

 2時間講習の内容で、店長としての成功体験事例とその抽象化、プレゼン法について、いくつか参考になることがあった。

                グリフィスと弟子 H30.11.18

 ただ米田講師は、3年前に診断士試験に合格したばかりである。そのせいか教科書的な説明に終始し、行間の深みが感じられない。自らの体験といっても自慢話が多く、事例問題も練れていない。講師として経験の浅さは否めない。彼だけではない。これまで3年、スキルアップ研修会の外部講師も、同じようなレベルであった。これではわれわれ福井の診断士協会が、県外診断士のスキルアップの機会を提供しているように思える。

 これくらいなら、わざわざ大阪から呼ばなくても、地元の診断士を活用したほうがいいのではないか。聴く方も遠慮なく突っ込めるから、はるかに「生産性」が高い。もっともいま、診断士協会にはお金が唸っており、遣い方に困っているのかもしれない。

                蓮如上人 H30.11.25

 この講演の日の午前中、我が家で「ほんこさん」の読経が行われた。僧侶が仏壇の前で、長々とお経を唱える。5分で終わるかと思ったら、20分以上もかかった。もちろん長くなったぶん、お布施に反映される。わけのわからない言葉の羅列を長々聞いているのは苦痛である。
 顧客に苦痛を与える時間が長いほどお布施が高い。これで生産性が高いと言えるのであろうか。

 すなわち「最高の生産性」とは、顧客が納得する最大価格販売し、しかも最大効率で、その製品やサービスを提供することである。
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