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ゴーン氏逮捕

 ゴーン氏の最大功績は、「権力は絶対的に腐敗する」という格言を証明してくれたことである

 コストカッターと異名をとったカルロス・ゴーン氏が逮捕された。容疑はいまのところ、経済上の形式違反である。今後、実質的な犯罪行為が明らかになってくるはず。内部クーデターという話もある。

 ゴーン氏は20年前、瀕死の日産に救世主のように現れ、あっという間に大赤字の日産を立て直した。その手腕は誰も疑いようはない。白アリのような労働貴族と、悪慣行にどっぷり浸食された大企業の体質を変えるのは、並大抵のことではなかったはずだ。
 またそこでは、2万人のリストラを行った。すそ野まで含めたらおそらく、10万人規模の人が犠牲になった。自殺した人もかなりいたに違いない。前後して日本人の自殺者が3万人を超えている。その怨念が渦巻き、ゴーン氏には恨み・辛み・祟りが集中していた。

                ゾンビ

 結局、経済界であれだけの名声を得たゴーン氏も、晩節を汚すことになってしまった。本来なら、日産を立て直したところで、潔く辞めたほうが良かったと思う。せいぜい10年であろう。もちろん退陣する前に、後継者を育てておく必要があった。
 お金の欲望には際限がなく、辞めるにやめられなかったのかもしれない。


 それでも、ゴーン氏の社会貢献は絶大であった。潰れかかった日産という大企業を立て直したこと、そして「権力は絶対的に腐敗する」という格言を、身を持って証明してくれたことである。その功績は大きい。
 これで、福井県の知事選における5選目の目は無くなった。移民政策や消費増税に走る安倍政権も、もう潮時である。
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