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地域再生とは

 世間の雑音に惑わされず、「自己責任」で思い通りの道を進んだほうがいい

 本格的な人口減少時代を迎え、いまや「地域創生」は政策の重要なキーワードになった。
 「地域再生の失敗学」で飯田泰之氏は、「現代の先進国経済において、生産性を向上させる要因は、個人・組織・地域のクリエイティビテイへと移行していく」と書いている。

 地域経済を発展させるためには、どうしたらいいか。

 この対談本の中で飯田氏と木下斉氏は、以下のように述べている
①まず稼ぐ力をつける必要がある。いかにして「稼げるまち」にするか
②ゆるキャラは「まちおこし」ではない
③「経済効果」の数字はいい加減。大抵、プラスとマイナス合わせればわずか
④代理店丸投げのイベントは、どこも同じ
⑤川上~川下までのサプライチェーンの、どこで稼ぐかが勝負
⑥地域内でいかに付加価値を高めるか。内需拡大と資本を回す
⑦テナントなどチェーン店ばかりではリスク大。小さな事業を集めて強くする必要がある
⑧事業者には稼ごうとする意欲と、仲間を呼び込める資質が必要
⑨域内店舗での製造販売と、週末行商での「貿易黒字」を狙う
⑩避けられない人口減少で、行政にはいまあるものを捨てる勇気が必要

                金の成る木

 また、入山章栄氏(早大)は、稼ぐための革新的な事業を起こすため
①フェイス・トゥ・フェイスやインフォーマルなコミュニュケーションが重要
②自分がすべてを知るのは不可能、「誰が何を知っているか」を知ることが重要
③ビジョンは経営者の顔
④そのためにオフィスはフラットにして交流を促進
⑤優れたアイデアを出す人は、ボーッとすることの重要性を知っている
⑥国内競争より海外の方が日本ブランドをアピールできる


 すべて納得することばかりで、全く異論はない。問題は、これを現実に実行する人がどれだけいるかである。いくら鐘や太鼓で煽っても、踊る人がいなければ何にもならない。


 むかし私が大学を卒業して就職するとき、これからは中小企業と地方の時代だと煽てられ、地元の小さな企業に入社した。その会社は半年余りで潰れ、その後点々と零細企業を渡り歩いた。いま、この体たらくである。
 社会で働こうとする人たちは、世間の雑音に惑わされず、それこそ「自己責任」で思い通りの道を進んでいったほうがいい。ただ一つ重要なのは、自力で稼ぐことである。
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