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ある飲食店の経営診断

 どんな経営にも無数の課題がある。これらを放り出さず確実に解決していく

 このお店がうどん屋を設立して10年。代表者と奥さん、パート5名で運営している。現在昼食時に4~50名、夕食時に2~30名の来客がある。客単価は1000円程度とやや高い。客層は、昼食のサラリーマン、主婦層、高齢者夫婦などである。
 ぎりぎりやっていけるが、もう少し売り上げを拡大したい。

 当店の強みは、専門店の技術を駆使した麺中心の品揃えである。その特徴をアピールする。その上で、飲食店が繁盛する要因は数多くある。これらの課題を着実に解決していきたい。

①立地
 国道に面した交差点で、車での来店は不便なところにある。野立て誘導看板などで、車輛が入りやすいように導く工夫をする。

②メニュー
 うどんそば中心はいいが、品揃えが複雑である。客が選びにくいし、オペレーションの効率が悪い。ベースをいくつか作り、それを組み合わせたメニューを開発したらどうか。麺やつゆなど、専門店を訪れるこだわり客の要求レベルを維持し品数を整える。自信あるメニューのPOPアピールも必要。

③利用しやすさ
 客層は、昼のサラリーマンと主婦層、夕食時の高齢者など、顧客によって求めるものは異なる。たとえば、昼食時のサラリーマンに対しては、時間のかかるメニューの提供を限定する。ある程度ターゲットを絞るか、短時間でできるメニューを開発する。

④店の雰囲気
 照明、テーブル上や店全体、トイレの清潔さ、接客の仕方など、来店客への印象でリピーターになるかどうか決まる。
              倒壊寸前 H30.4.28
⑤夜の宴会需要の開拓
 うどんそばだけでなく、アルコールや飲料が入れば、顧客数と客単価は跳ね上がる。売上拡大が必要なら、夜の宴会用のメニューを提案し、宴会需要を開拓したい。

⑥地域内の認知度の向上
 飲食店で設立10年程度では、地域での認知度はまだ低い。10周年イベントをきっかけに、特別割引や新メニューなどの広告を打って、認知度を高めたい。また来店客には割引券の提供などで、再来店を促す。イベント時に入れなかった客に対しても、割引券を渡すなどの工夫をする。

 その他いろいろあるが、どのような経営にも、大小合わせ無数の課題がある。これらを放り出さず、ひとつずつ確実に解決していく。成功はその積み重ねの上にある。
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