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原始力発電

 まだ進化が必要であるが、工夫次第で大化けする可能性がある

 「原始力発電」という人力発電がある。原子力ではない。「日本原始力発電協会」が、普及に努めている。「原始力」だから、人の力での原始的な発電方式である。足で漕ぐ方式が多い。

 以前から、スポーツジムで汗を流す人に対し、このエネルギーを何とかならないかと思っていた。自転車を漕いで電力を発生させ、溜めるかそのまま使う。一人や二人では大したことなくても、まとまればバカにならない。ネットで検索したら、ほんとにそれを実現するところがあった。思うだけでは何も進まないのである。

 なんといっても、トレーニングに使うエネルギーは、無駄に捨てられていたものである。
 この協会のHPでは、こんどの東京オリンピックで、基礎トレーニング場に発電型トレーニングマシンの導入を呼びかけるという。そのために、発電型トレーニングマシンを開発・販売しようとしており、事業として参加する企業を探しているという。

            機関車 H29.12.19

 しかしいまのところ、自転車発電の発電量そのものは、ほんのわずかである。最新の設備でも、1時間一所懸命懸命漕いで、ぜいぜい200Wしかない。1kWh30円として、時給6円である。5000万人が1時間漕ぐと1000万kWh。原発10基分だが、日本の年間電力使用量は、約1兆kWhもある。だから、5000万人が朝から晩まで1年間休まず漕いでも、日本で必要な電力量の10%にも満たない。とても実用には向かない。

 だから、「原始力」で必要電力を賄おうとしたら、よほどの技術革新と担い手の奴隷的な働きが要求される。現時点で、使用するとすれば、他の電源が無くなったときの非常用である。交代でバッテリー充電すれば、照明ぐらいには使える。

 またトレーニングマシンを発展させ、発電量の多さを争う競技とする。体力に自慢のあるものが参加すれば、発電量は増える。オリンピック競技として行うと、設備の改良も進み効率の良い発電自転車ができる。工夫次第で大化けする可能性がある。
 効率が100倍になって、時給600円なら、やる人はごまんといる。おなかの脂肪が電気とお金に代わる。これこそ、夢の発電装置である。
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